浜井産は上値追い鮮明で4ケタ大台乗せ果たす、次世代パワー半導体分野で活躍期待
浜井産業<6131>が全体地合い悪に抗して上値指向鮮明、きょうで5連騰となりフシ目の1000円大台回復を果たした。一時85円高の1045円まで駆け上がり、2月10日につけた年初来高値1095円も視野に入ってきた。同社は精密工作機械メーカーだが、半導体向け研磨機で高い商品技術力を有し、半導体メーカーの設備投資需要を捉えている。23年3月期上期(22年4~9月)の営業利益は前年同期比25%増の3億900万円と好調、対通期進捗率も6割近くに達している。次世代パワー半導体への需要が高まるなか、同社は省電力型SiC(炭化ケイ素)パワー半導体素材加工用装置を手掛けており、マーケットの注目度が高い。