ワイエイシイホールディングス---2Qは減収なるも、メカトロニクス関連事業の受注残が順調に拡大

材料
2022年11月16日 10時37分

ワイエイシイホールディングス<6298>は14日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.9%減の109.76億円、営業利益が同34.0%減の4.73億円、経常利益が同20.9%減の5.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同37.9%減の3.25億円となった。

メカトロニクス関連事業の売上高は前年同期比14.5%減の51.79億円、セグメント利益は同30.8%減の4.69億円となった。受注残は順調に拡大したが、HDDメーカーの設備投資の後ろ倒し、モバイル関連部品の鈍化、及び資材高騰に起因する原価高により減収減益となった。

ディスプレイ関連事業の売上高は前年同期比164.0%増の25.13億円、セグメント損失は1.31億円(前年同期は2.01億円の損失)となった。好調な受注残により大幅な増収となったが、資材高騰等による売上原価の増加等により黒字化とはならなかった。

産業機器関連事業の売上高は前年同期比12.1%増の4.16億円、セグメント損失は0.17億円(前年同期は0.49億円の損失)となった。ホームクリーニング事業はやや回復の兆しも出たが、新包装機等の新規事業の立ち上がりは期初の想定以下となった。

電子機器関連事業の売上高は前年同期比22.5%減の28.66億円、セグメント利益は同42.1%減の1.03億円となった。電力会社向け装置は引き続き安定的に推移したが、人工透析器において部材の入手難が生じた。

2023年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。 売上高が前期比18.4%増(前回予想比10.0%減)の270.00億円、営業利益が同53.2%増(同20.0%減)の24.00億円、経常利益が同47.5%増(同21.4%減)の22.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同44.5%増(同5.9%減)の16.00億円としている

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.