日本トムソンが大陽線で上値追い加速、半導体製造装置向け直動案内機器が絶好調
日本トムソン<6480>が8%高と値を飛ばし大陽線を示現、9月中旬につけた戻り高値587円を払拭しての新波動入りが目前だ。半導体製造装置向け直動案内機器が好調で収益を押し上げている。少量多品種型のニードルベアリングで培った技術力にも定評があり、今後も需要開拓が続く見通し。23年3月期上期(22年4~9月)は営業利益が前年同期比92%増の43億4000万円と急拡大、通期見通しも期初予想の76億円から90億円(前期比53%増)に大幅増額修正している。PER5倍台、PBR0.6倍前後と割安感が際立っていることも買い安心感につながっている。