フクシマガリが3日ぶり反発、国内大手証券が投資判断を引き上げ
フクシマガリレイ<6420>が3日ぶりに反発している。大和証券が15日付で投資判断を「3」から「2」とし、目標株価を3700円から4700円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
同証券によると、上期決算は、原材料高影響、部材不足による生産制約、配送システムトラブルによる受注制限などマイナス要因が重なり減益となったが、部品不足やシステムトラブルは解消済み、製品値上げ交渉も進捗しており、下期から業績モメンタムは回復に向かうと予想。売上面では、飲食店やホテル向けなどの業務用冷蔵庫や、食品工場向け大型食品機械及び大型冷蔵パネルなど堅調に推移するとみて、23年3月期の営業利益予想を90億円から95億円へ引き上げている。