モダリスが急反落、新株予約権発行発表で希薄化を警戒
モダリス<4883>が急反落している。前週末18日の取引終了後、野村証券を割当先とする第三者割当により、行使価額修正条項付第9回新株予約権を発行すると発表しており、株主価値の希薄化を懸念した売りが出ているようだ。
新株予約権の割当日は12月6日で、発行総数は5万8000個(潜在株式数580万株)。潜在的な希薄化は19.89%となる。なお、調達資金22億9144万円は、アデノ随伴ウイルス(AAV)の改良に必要な評価・検証試験、ライセンス料、製造関連費用や、今後新規に開始されるプロジェクトを含めた自社パイプラインの研究開発費などに当てられる。