サムティが年初来高値を更新、10月首都圏・近畿圏マンション市場動向も支えに
サムティ<3244>が年初来高値を更新。後場に入ってからも上げ幅を拡大している。朝方から株価が堅調に推移してきたなか、午後2時、不動産経済研究所が首都圏と近畿圏における10月のマンション市場動向を発表した。新築分譲マンションの販売戸数は首都圏が前年同月比34.7%増の2768戸と、3カ月ぶりに増加。近畿圏は同45.5%増の2120戸となり、3カ月連続で前年同月を上回った。
首都圏の分譲マンション販売動向に改善の兆しがあるとの受け止めが広がるなかにあって、関西を地盤に首都圏で投資用マンションの販売などを手掛ける同社に対して、今後の事業への好影響を見込んだ投資家による買いが入ったようだ。