東京株式(前引け)=続伸、朝安後に押し目買いで切り返す展開

市況
2022年12月6日 11時45分

6日前引けの日経平均株価は前営業日比81円71銭高の2万7902円11銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は4億9969万株、売買代金概算は1兆3104億円。値上がり銘柄数は726、対して値下がり銘柄数は1017、変わらずは93銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大きく下落したことを受け売り先行で始まったものの、日経平均の下値では押し目買いが活発で、寄り後は戻り足となり取引開始30分後にはプラス圏に浮上した。外国為替市場で再び円安に振れていることや、中国のゼロコロナ政策緩和の動きが観測されるなか、サプライチェーンリスクや中国景気減速への警戒感も薄れ、全体相場を下支える格好となった。アジア株市場は高安まちまちながら、米株価指数先物が堅調な値動きを示していることも市場のセンチメント改善につながっている。ただ、個別株は利益確定売りに押される銘柄も多く、前引け時点で値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が上回っている。

個別では、きょうも断トツの売買代金をこなすレーザーテック<6920>が4日続伸と上げ足を強めているほか、ファーストリテイリング<9983>も堅調。野村総合研究所<4307>が商いを伴い高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>もしっかり。川崎汽船<9107>など海運株も買われた。テモナ<3985>が値上がり率トップとなり、ダイコク電機<6430>も値を飛ばした。半面、ソフトバンクグループ<9984>が安く、エーザイ<4523>も利食われた。ソニーグループ<6758>が冴えず、リクルートホールディングス<6098>が売られた。ハブ<3030>が大幅安、日医工<4541>も大きく値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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