「中国関連」が25位にランク、ゼロコロナ緩和による経済回復に期待<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「中国関連」が25位となっている。
中国関連株に見直し機運が浮上している。中国で新型コロナウイルスの封じ込めを狙う「ゼロコロナ政策」の緩和が公表されたことから、景気回復への期待が高まっている。中国政府は7日、これまで強制的に施設で隔離されていた新型コロナ感染者に対して無症状や軽症者は自宅での隔離を認めた。濃厚接触者の隔離期間も短縮した。ほとんどの公共の場でPCR検査の陰性結果を示す義務はなくなった。国内移動の規制も緩和された。
これらゼロコロナ政策の緩和を好感する格好で、中国・上海総合指数や香港・ハンセン指数は反発基調となっている。経済回復にはなお時間がかかるほか、海外との往来正常化はまだ先とみられているが、経済の底打ちから回復に向けた期待は株式市場へ好影響を与えている。
中国関連株では、建機のコマツ<6301>や日立建機<6305>、FA機器のファナック<6954>やSMC<6273>、安川電機<6506>、海運の日本郵船<9101>や商船三井<9104>、消費関連で資生堂<4911>やユニ・チャーム<8113>、ピジョン<7956>などが注目されている。
最終更新日:2022年12月12日 13時01分