サーキュレーション---1Qは2ケタ増収、プロシェアリングコンサルティングサービス・FLEXYサービスともに売上高は順調

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2022年12月14日 14時03分

サーキュレーション<7379>は13日、2023年7月期第1四半期(22年8月-10月)決算を発表した。売上高が前年同期比16.6%増の19.43億円、営業利益が同38.8%減の1.20億円、経常利益が同38.5%減の1.20億円、四半期純利益が同40.9%減の0.75億円となった。

減益要因は、1.前期第1四半期は採用計画の進捗が遅れたことにより、人件費及び人材採用費が縮減し、販売費及び一般管理費も減少、2.その結果、前年同期は各利益段階において大幅に進捗率が上振れてしまったことにより、今期第1四半期との前年同期比に差分が生じているため。今期は戦略的にしっかりと投資を実行できており、優秀な人材の採用にも成功している。

同社は、「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンを掲げ、「プロシェアリング」事業を展開し、順調に業績を伸ばしている。主力の「プロシェアリングコンサルティング」サービスは、世の中の法人企業が抱える経営課題を外部プロ人材の力で解決支援するサービスとなっている。また、「FLEXY(フレキシー)」サービスは、企業のITに関する経営課題をDX(デジタルトランスフォーメーション)によって解決支援するサービスとなっている。

当第1四半期は、労働人口減少による人手不足や働き方改革に加え、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響から、オープンイノベーションによる経営改革やDXによる業務効率化を推進する企業が増加する等、外部プロ人材活用の需要が堅調に推移した。「プロシェアリングコンサルティング」サービス、「FLEXY」サービスの売上高は、「平均月次プロジェクト件数×平均月次請求単価×3ヶ月」により算出される。当第1四半期は、過去の緊急事態宣言を経て同社登録のプロ人材による法人顧客へのWeb MTG等を用いたリモート支援が定着しており、平均月次稼働プロジェクト数が1,255件となり、過去最高値に到達した。

プロシェアリングコンサルティングサービスの売上高は前年同期比12.6%増の10.50億円、

FLEXYサービスの売上高は同25.3%増の8.57億円となった。

2023年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比30.9%増の93.00億円、営業利益が同13.3%増の6.00億円、経常利益が同13.5%増の6.00億円、当期純利益が同12.5%増の3.90億円とする期初計画を据え置いている。

《NS》

提供:フィスコ

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