個人投資家・有限亭玉介:衝撃の日銀緩和修正!年始相場でも強い株とは?【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2023年1月1日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2022年12月26日11時に執筆

年末の掉尾の一振を期待していた投資家にとっては、黒田ショックはまさに青天の霹靂でしたなぁ。足をすくわれるというのは、まさにこのような事を言うのかもしれません。しかし、これほどのショックでも強いチャートを描いている銘柄は確かに存在しますよ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

日経平均は12月20日正午から暴落すると、23日金曜日は26000円台の前半で落ち着きました。もしかしたら2023年には3万円に届くか…という淡い期待が募っていた所での衝撃だったので、失望した投資家がどれほどいたのか計り知れません。

このような大規模ショックで投げ売りされた後は、人気銘柄に短期的な買いが入り反発するなどボラティリティの高い相場になる可能性があります。その反面、外部環境の影響を受けず着実に上昇トレンドに乗る銘柄はやはり際立ちますな。寄らば大樹の陰とは言ったもので、不確実性が高まる相場でこそ、安定感のある銘柄は人気化するもんなんですねぇ。

今回の黒田総裁の利上げの一件やNISA改革などを踏まえると、どうも政界から金融業界への忖度なのでは…という疑念が湧いてしまいます。かつて所得倍増計画を掲げていた岸田総理の存在感は薄れ、財務省の増税路線に「聞く力」を発揮する支持率最低の内閣となりました。2023年はどんな年になるのやら…。

日米両国の景気先行き不安が漂う中、リスクオフのムードが徐々に広がっていく事になるでしょう。しかし、あたくし達個人投資家は難局を乗り越えた先の未来を見据えて、上昇トレンドを描く銘柄に投資をしていきたいところです。悪相場でも利ザヤを取れる投資家になるべく、銘柄選定は慎重に行って参ります。

ユニット電源等を手掛けるコーセル<6905>は、12月9日の上方修正を機に底値から急動意しました。その後も同月19日発表の自社株買いが好感されると、下値を切り上げて年初来高値を更新しております。

美容サロン向け商品のECサイトを運営するビューティガレージ<3180>は、12月8日の決算が悪材料出尽くしとなり買いが入りました。直近で下値を切り上げると、一目均衡表(日足)の雲を上抜けております。外部環境の影響を受けにくい銘柄として物色される可能性があるか。

22年6月から美しい上昇トレンドを描いているサイボウズ<4776>は、12月15日に発表した上方修正も好感されました。リコー<7752>との資本提携も好材料となり、23年もトレンドが継続するか監視を強めております。

「ボタニスト」などヘアケア商品で知られるI-ne<4933>は、直近で年初来高値を更新しました。黒田ショック後も底強く高値圏での推移となっておりますねぇ。22年12月期の経常は過去最高益を更新する見通しとの事で、業績も好調です。

2015年に上場廃止となったスカイマーク<9204>ですが、2022年12月のIPOとして不死鳥のように舞い戻ってきましたねぇ。上場日から買いが入ると、ANAホールディングス<9202>が同社の株を大量保有している事も明らかになりました。コロナ明けで旅行・インバウンドの需要を取り込めるか監視です。

クラウド環境で動作する独自サービスを提供するFIXER<5129>も10月にIPOしたばかりですな。12月15日に上方修正を発表しており、大手クライアントから新規案件を受注したとの事。1月12日の決算発表で株価がどうなるか注視しております。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.