「チャットボット」が18位にランクイン、マイクロソフトによるオープンAIへの投資拡大で市場成長性に期待<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 パワー半導体
2 半導体
3 人工知能
4 鉄鋼
5 インド関連
6 監視カメラ
7 防衛
8 地方銀行
10 グローバルニッチ
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「チャットボット」が18位にランクインしている。
マイクロソフト<MSFT>が1月23日、チャットボット「ChatGPT」を手掛ける米オープンAI(カリフォルニア州)との長期的なパートナーシップの第3段階として、複数年にわたって数十億ドル規模の投資を行うと発表した。これまでマイクロソフトは、19年と21年にもオープンAIに投資してきたが、今回の契約はこれに続くものとなる。投資資金は独自の人工知能(AI)研究を加速させるためのスーパーコンピューティングシステムの拡充や人材採用などに振り向けるという。
チャットボット市場は、新型コロナウイルス感染症の影響で非対面業務に対する需要が高まり、AI技術が進歩していることもあって急速に拡大している。マイクロソフトによる投資拡大は、業界の淘汰につながる可能性がある一方で、チャットボット市場の成長性も感じさせられ、これが日本でもチャットボット関連への関心を高めるのにつながっているようだ。
この日の関連銘柄の動きでは、提供するサポートチャットボットにオープンAIの対話AIモデルを組み込んだユーザーローカル<3984>が3日続伸し、プラスアルファ・コンサルティング<4071>、モビルス<4370>、インフォネット<4444>も堅調な動きとなっている。