10万円以下で買える、連続増益&低PBR 26社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では792銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額80億円以上、(3)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(4)PBRが0.8倍以下――――を条件に投資妙味が高まる26社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは3日現在)
3日(金)に配信した「10万円以下で買える、連続増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益
コード 銘柄 金額 増益率 今期 連続期数 PBR
<7624> NaITO 15900 19.8 800 2 0.69
<1850> 南海辰村 31700 11.3 2080 2 0.65
<3512> フエルト 41000 9.8 910 2 0.44
<6023> ダイハツデ 49500 27.7 3200 2 0.36
<8118> キング 49700 4.7 760 2 0.39
<8844> コスモスイニ 50400 14.9 3000 2 0.47
<2114> フジ日本 51600 9.5 2100 6 0.66
<7315> IJTT 52600 17.7 5000 2 0.31
<1914> 日基技 53500 3.8 1000 2 0.52
<9845> パーカー 53900 14.2 3500 2 0.37
<7461> キムラ 54400 3.9 2330 5 0.56
<7871> フクビ 56700 0.9 1640 2 0.34
<1960> サンテック 61000 64.3 800 2 0.33
<6488> ヨシタケ 65700 5.8 1430 2 0.60
<2903> シノブフズ 67600 0.6 1550 2 0.57
<2344> 平安レイ 73600 5.5 1441 2 0.45
<6566> 要興業 76400 20.3 1571 3 0.72
<5984> 兼房 78700 7.8 2070 2 0.40
<6357> 三精テクノロ 80500 6.4 2000 2 0.44
<3447> 信和 80600 2.8 2120 2 0.73
<3951> 朝日印刷 86600 1.1 2550 3 0.59
<9268> オプティマス 87100 0.9 3100 3 0.77
<9686> 東洋テク 94400 0.6 900 2 0.47
<9368> キムラユニテ 97100 3.5 3800 5 0.65
<8931> 和田興産 97700 10.7 3500 2 0.37
<7539> アイナボHD 98300 11.2 2410 3 0.49
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース