共立メンテの4~12月期最終益は通期計画上回る、ホテル事業が回復
共立メンテナンス<9616>がこの日の取引終了後に発表した23年3月期第3四半期累計(22年4~12月期)の連結決算は、売上高が前年同期比22.9%増の1291億3100万円、最終損益が41億4300万円の黒字(前年同期は39億3000万円の赤字)だった。最終利益は通期の計画(28億円の黒字)を上回った。ホテル事業はインバウンド需要の回復などを支えに高い稼働率と客室単価を維持し、大幅な増収・黒字化を達成した。
通期業績予想は据え置いた。全国旅行支援の再実施などによる効果が期待されるなかにあって、今後の業績回復と再成長に向けた新規開業費用・修繕費用の発生と、原材料・エネルギーコストの上昇による影響などを考慮した。