伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (2月10日記)
日経平均株価は、2月6日の高値2万7821円が戻り高値となって、すでに下降の流れへ入っている可能性があります。
その場合、本日は「寄り付き後の価格が上昇しても、昨日の高値2万7635円を前に上値を抑えられて、昨日の安値2万7424円を大きく下回る動きになる」、または「昨日からの上値を試す流れを継続して、2万7821円を試す動きを経過する(こちらの展開になっても、昨日の高値2万7635円以上の上値余地が限られると考えられます)」かのどちらかの展開が考えられます。
前者の場合、本日の下げ幅が大きくなると考えられるため、寄り付き後の早い時間帯から下降を開始する公算です。
後者の場合、午前中に上値を試す動きを経過して、上値の重さを確認する作業になると考えられます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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