<動意株・23日>(大引け)=マイクロアド、RPA、ソシオネクスなど(その2)
TDSE<7046>=我が道を行く展開で5連騰。大幅高で連日の昨年来高値更新と気を吐いている。米オープンAIが開発したチャットGPTが世界の耳目を集めているが、直近開発された上位モデルの「GPT-4」のレベルの高さが改めて話題となっており、東京市場でも人工知能(AI)関連株への物色人気を一段と活発化させている。そうしたなか、TDSEはビッグデータやAI技術を駆使したソリューションを提供、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進ニーズを捉え、大型案件の獲得で収益拡大路線を走っていることから、投資資金の流入が加速した。22年3月期業績は当初の会社側予想から大幅に上振れし営業利益段階で前の期比4.3倍化と様変わりしたが、発射台が高くなったにもかかわらず23年3月期も前期比19%増の2億5800万円を計画するなど急成長が見込まれている。時価は20年10月以来、約2年5カ月ぶりの高値圏に浮上している。
HOUSEI<5035>=続急伸。22日の取引終了後、顔認証システムにより入退室管理を可能にしたシミュレーションゴルフシステム「ガレージゴルフ」の発売を開始したと発表しており、これを材料視した買いが集まったようだ。ユアサ商事<8074>と協業し、稲葉製作所<3421>のガレージを活用する。短期間かつ低コストで設置が可能なため、遊休土地の有効活用につながるほか、手軽にゴルフを楽しみたいとのニーズにも対応できるという。
アクセル<6730>=アクセル全開で一気に昨年来高値更新。22日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想の修正を発表し、売上高の見通しを134億円から144億5000万円(前期比35.5%増)、最終利益の見通しを10億2000万円から13億円(同50.3%増)に引き上げた。また、記念配当16円とあわせて63円としていた期末一括配当予想については、普通配当を13円増額修正し、76円(前期末比36円増配)に見直しており、材料視されたようだ。パチンコ・パチスロ機向けのグラフィックスLSIの販売が当初の計画を上回る見通しとなった。メモリーモジュール製品も顧客からの旺盛な需要により販売が計画を上回る見込みとなった。
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