「量子コンピューター」が6位に急浮上、国産初号機が稼働開始<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「量子コンピューター」が6位とトップ10圏内に急浮上している。
国産として初となる量子コンピューターの初号機が27日、埼玉県にある理化学研究所の拠点で稼働を開始した。インターネット経由のクラウドサービスとして公開され、企業や研究機関などが利用できるようになる。米中を軸に開発競争が激化する量子分野で、日本が巻き返しを図れるかが注目される。
今回稼働した量子コンピューターは理研や大阪大学、富士通<6702>、日本電信電話<9432>などが共同開発したもの。富士通と理研では、2023年度中に産業への適用に向けた量子コンピューターを公開するための研究開発も進めている。国産量子コンピューターの稼働が話題を呼ぶなか、株式市場でも足もと急速に関心が高まっている。
関連銘柄としては前述の富士通、NTTをはじめ、日立製作所<6501>、NEC<6701>。中小型株ではフィックスターズ<3687>やHPCシステムズ<6597>、テラスカイ<3915>、エヌエフホールディングス<6864>などが投資家の視線を集めている。
最終更新日:2024年07月12日 10時22分