「人工知能」が3位、チャットGPTで変わる世界<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が3位にランクインしている。
人工知能(AI)はさまざまな形であらゆる産業に浸透し、時に融合してイノベーションを巻き起こすキーテクノロジーとなっているが、近年はその進化スピードが一気に加速している。ビッグデータの普及に加えて、ディープラーニング(深層学習)技術の登場がAIの存在を急速に高める背景となっている。
米新興企業のオープンAIが手掛ける「ChatGPT(チャットGPT)」が文字通り世界の景色を変えつつある。オープンAIに対しては早い段階でITの巨人として名を馳せるマイクロソフト<MSFT>が積極的に投資し、収益機会を広げている。グーグルを傘下に置くアルファベット<GOOGL>やアマゾン<AMZN>なども、これに負けじとAI分野への経営資源の投下を行い、しのぎを削っている状況だ。また、米国と中国の覇権争いでもAI分野は主戦場となっており、激しい冷戦の様相を呈している。
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の中核となるのはAIにほかならず、その市場は2030年に日本円にして約88兆円規模に膨らむという試算もある。日本でも岸田政権が主眼に置く「新しい資本主義」において、AI分野は科学技術分野の成長戦略の要として国策で成長を支援していく構えが鮮明だ。
関連銘柄としてはPKSHA Technology<3993>、フィックスターズ<3687>、ユーザーローカル<3984>、ブレインパッド<3655>、FRONTEO<2158>、ティアンドエス<4055>、ヘッドウォータース<4011>、HEROZ<4382>、アトラエ<6194>、HPCシステムズ<6597>などが挙げられる。