「子育て支援」が23位にランク、「骨太の方針」原案発表で注目度上昇<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「子育て支援」が23位にランクインしている。
政府は7日、「経済財政運営と改革の基本方針2023(仮称)」(骨太の方針2023)の原案を公表した。構造的賃上げの実現や少子化対策・こども政策の抜本強化などを軸として岸田文雄政権の掲げる「新しい資本主義」の加速を目指すというもので、これをきっかけに「子育て支援」への注目度が増している。
少子化対策は、岸田政権の重点政策の一つだ。首相は今年1月4日の年頭記者会見で、異次元の少子化対策に取り組む方針を表明。「児童手当などの経済的支援の強化」「幼児教育や保育サービスの量・質両面からの強化と産後ケア、一時預かりなどの支援拡充」「育児休業制度の強化を含めた働き方改革の推進」を3本柱に掲げ、4月にはこども家庭庁も発足した。将来的なこども予算倍増にも取り組む方針だ。
子育て支援に関しては、既に児童手当の拡充や育休時の手取り額の維持などの方針が明らかになっているものの、具体的な政策は今後決定されることになる。それに伴い、具体的な政策に関連する銘柄が注目されることになろうが、引き続き「子育て支援」も息の長いテーマとして注目されそうだ。この日は、保育サービスを提供するライク<2462>やソラスト<6197>、テノ.ホールディングス<7037>などが高く、知育玩具のピープル<7865>、育児用品のピジョン<7956>なども堅調な動き。