「メタバース」が14位にランクイン、「東京ゲームショウ」でも関心集める<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 半導体
2 01銘柄
3 人工知能
4 地方銀行
5 JPX日経400
6 円安メリット
7 インド関連
9 電気自動車関連
10 TOPIXコア30
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「メタバース」が14位にランクインしている。
世界最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2023」が、9月21日から24日にかけて、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された。国産メタバースの「cluster」をはじめとするメタバースに関連する出展も多く、また、9月21日からは「東京ゲームショウ2023」のVR会場「東京ゲームショウ VR 2023(TGS VR 2023)」も開催(10月1日まで)されている。
既にブームが落ち着いたとの見方もあるメタバースだが、ユーザーがコミュニティーに参加して楽しむものばかりではなく、ビジネスでの活用も広がり普及期に突入している。米メタ・プラットフォームズ<META>は今月27日、従来製品に比べて装着感を大幅に改善したVR(仮想現実)端末の新製品「Meta Quest 3」を10月10日に発売すると発表した。来年には「Apple Vision Pro」の発売も予定されており、更にメタバースの利用の広がりが期待されている。
更に、バンダイナムコホールディングス<7832>は今月15日、「機動戦士ガンダム」をテーマにしたメタバース「ガンダム メタバース プロジェクト」を、10月6日から17日の期間限定で公開すると発表した。このようにここ最近話題が相次いでおり、これがテーマとしての「メタバース」の関心を高めるのに一役買っていそうだ。
この日の関連銘柄の動きでは、JTP<2488>、シーズメン<3083>、テックファームホールディングス<3625>、エムアップホールディングス<3661>などが堅調な動きとなっている。