「外食」が18位にランクイン、9月の外食売上高は22カ月連続前年上回る<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「外食」が18位にランクインしている。
日本フードサービス協会(東京都港区)が25日に発表した9月の外食売上高で、全店ベースの売上高が前年同月比15.0%増となり、22カ月連続で前年実績を上回った。インバウンド需要が引き続き堅調で、都心部や観光地を中心に客足が伸び売り上げ向上に寄与したほか、ファーストフード業態で秋の季節メニュー商戦が活発だった。また、パブ・居酒屋業態はコロナ禍前の19年同月比では30.9%減と依然としてマイナスとなっているものの、長引く残暑によりビール販売が好調で、1店舗当たりの売り上げは回復基調にあるという。
外食産業は引き続きコロナ禍からの回復基調にある。この決算発表シーズンにおいても引き続き業績回復軌道の確認がテーマとなるが、徐々に出店戦略や海外展開、M&Aなど次の成長ストーリーへの関心が高まる段階に入っており、今後はこうした話題に敏感な展開となりそうだ。この日の注目銘柄の動きでは、くら寿司<2695>、大戸屋ホールディングス<2705>、あみやき亭<2753>が堅調な動き。DDグループ<3073>、丸千代山岡家<3399>、力の源ホールディングス<3561>なども高い。