【今週読まれた記事】“夜明け前”こそが仕込み好機
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は10月21日から27日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
地政学リスク、米長期金利の上昇といったネガティブ要因によって不透明な相場が続くなか、日米ともに決算発表シーズンに突入しました。米国ではメタ・プラットフォームズ<META>やアルファベット<GOOG>が決算を機に売られハイテク株全体に波及。ナスダック総合指数が終値で1万3000ポイントを割る急落となるなど、荒れ模様の展開となっています。
米ハイテク株下落の波は日本市場にも及び、26日の日経平均株価は半導体関連を中心に大幅安、一時700円を超す下げで10月安値の3万0487円に肉薄する下落となりました。ただ、日本株はここを底値とみる向きも多く、翌27日は反発。今週の日経平均は前週末比267円安の3万0991円で取引を終了、週足チャートでは3万1000円前後が攻防ラインとなっています。
「株価が浮上するには、それなりの日柄が必要となるかもしれない」と予想するのは人気相場コラム「【植木靖男の相場展望】 ─周回遅れの日本株は間もなく業績相場に入る」の植木氏。鋭角的に下げて日経平均3万円割れとならない場合はジグザグ相場が続くとの見立てです。「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 国内固有の材料が押し上げる活躍期待株とは?」の北浜氏は、米金利に振り回される相場が続くことを念頭に、その影響を受けにくい銘柄を紹介。両氏の記事は多くの方に読まれアクセスランキングトップ10入りとなりました。
そのほか、相場コラムは今週も大人気ですべてが上位入りとなっています。<相場観特集>では東洋証券ストラテジストの佐藤志樹氏に相場展望と個別株戦略などについてお聞きしました。
【杉村富生の短期相場観測】 ─人生、株式投資は順風満帆のときばかりじゃないぞ!
富田隆弥の【CHART CLUB】 「安値を付けやすい10月、年末を前に底打ちも」
武者陵司「1971年体制の終焉、ドル一強時代の始まりか(1)」
佐藤志樹氏【下値模索の日経平均、果たしてここは買い場か】 <相場観特集>
今週のアクセスランキング首位は「夜明け前に仕込む! 逆襲の半導体関連『最強セレクト6銘柄』 <株探トップ特集>」。足もと厳しい環境下にある半導体関連ですが、あらゆる産業に必要とされる半導体の実需が先細ることはなく、サプライチェーンの混乱期にある今こそ仕込んでおくべき好機といえます。記事では中期的に成長力を宿す6銘柄を厳選して紹介。2位以下をダブルスコアで引き離しての首位獲得となりました。
投資テーマ関連では、深刻な人手不足への対策が急務とされる医療分野において、大きな期待が寄せられている「オンライン診療」に関係する企業をピックアップした「医療業界もDX革命が加速、オンライン診療で開花する銘柄群を追え <株探トップ特集>」が多くのアクセスを獲得し上位ランキング入り。そのほか以下の記事がよく読まれています。
どうなる中東情勢、イスラエル・ハマス衝突で揺れる原油・金関連株の行方 <株探トップ特集>
再生可能エネの切り札、脱炭素の潮流に乗る「洋上風力発電」関連・総点検 <株探トップ特集>
水産資源減少から食卓救え、「陸上養殖」関連で上昇潮流に乗る銘柄群 <株探トップ特集>
「半導体製造装置」が3位、市況底入れ接近で押し目買い提供場面に<注目テーマ>
25日から、24年3月期上期(4-9月)の決算発表の集中期間が始まりました。11月14日までの決算発表集中期間は、通常配信している【サプライズ決算】を16時に<速報>、18時に<続報>の2本を配信します。なお、株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として、15時10分と15時40分に配信します。引け後の材料をまとめてチェックできる定番人気記事「明日の好悪材料」と共にぜひ投資の参考にお役立てください。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月20日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月23日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月24日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月25日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月26日発表分)
更に26日から、その日の決算発表で“増収増益”を達成した企業リストを毎日配信。大量の決算発表を一つひとつ確認するのは大変な作業ですが、このリストを活用すれば大いなる時短となります。
高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 10月26日版
高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 10月27日版
スクリーニング特集では、24年3月期上期の決算発表に先駆けて、第1四半期業績が好調で通期計画に対する進捗度が高く、上方修正が期待される銘柄にスポットを当てた「発表迫る、好業績&低PBRの24年3月期【上方修正】期待リスト〔第2弾〕 <成長株特集>」がトップ10入り。先週配信した〔第1弾〕も2週連続でランキング入りとなりました。
<割安株特集>では高利回り銘柄ランキングが変わらぬ人気で上位入りしたほか、「10万円以下で買える」シリーズもよく読まれています。
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 10月25日版
まだ間に合う、10月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>
10万円以下で買える、大幅増益&低PER 21社【プライム】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、大幅増益&低PER 24社【スタンダード】編 <割安株特集>
株探プレミアム会員向け専用コンテンツとして待望の新機能「決算フィルタ」が導入されました。告知記事が上位ランクインしましたので、当欄でも紹介いたします。
新機能「決算フィルタ」は、“最高益予想”や“上方修正”など決算内容に応じて記事をフィルタリングすることができる機能です。足もと24年3月期上期決算シーズンが本格化していますが、今回導入された決算フィルタを用いることで作業効率のアップや大幅な時間短縮が可能となります。決算フィルタは株探プレミアム会員ならばPC・スマホ版いずれもご利用いただけます。
株探プレミアムコラムは、智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第123回「円安インパクトの強い『上方修正期待』銘柄はどれだ」を配信。ドル円相場はついに1ドル=150円を突破。中東情勢の緊迫化を背景にさらなる円安の進行も予想されるなか、今回は「海外売上高比率」と「想定為替レート」の観点から、円安進行による業績への追い風を定量的に調査しました。更に、2ページ目には為替変動の実質的なインパクトを計算し、上方修正の期待度が高い銘柄を抽出したリストを掲載しています。株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。
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