「デジタルトランスフォーメーション」が26位にランク、中小企業のデジタル化推進を政府後押し<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「デジタルトランスフォーメーション」が26位となっている。
経済産業省は18日、3回目となる「支援機関を通じた中堅・中小企業等のDX支援の在り方に関する検討会」を開いた。これは中堅・中小企業などのデジタルトランスフォーメーション(DX)支援の推進が地域全体の利益につながるという共通理解の醸成及び具体的なDX支援の在り方に関して議論することを目的に立ち上げられたもので、第1回は11月29日に行われている。
背景にはDXの本質であるビジネスモデルの変革や競争力強化に取り組む中堅・中小企業は依然として少ないことがあり、事務局の資料によれば2022年時点で6割強の中小企業がデジタル化・DXに未着手、もしくは一部業務のデジタル化にとどまっているという。DX支援を全国規模で拡大することは、中堅・中小企業だけでなく、DX支援を手掛ける企業にとってもメリットの多い取り組みとなることから関連銘柄から目が離せない。
主な関連銘柄としては、中小企業向けDXサービスを手掛けるスターティアホールディングス<3393>、地方自治体や企業のDXをサポートするチェンジホールディングス<3962>、DXを支援するプロフェッショナルサービスを提供するフレクト<4414>、デジタル人材の育成を軸とした「AI/DXプロダクト・ソリューション事業」を展開するアイデミー<5577>、社員のDXスキルを可視化するAVILEN<5591>、IT人材を紹介するTWOSTONE&Sons<7352>、ITエンジニアを仲介するサーキュレーション<7379>などが挙げられる。