「復興関連」が3位にランク、令和6年能登半島地震からの復旧・復興に関心高まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「復興関連」が3位と高ランクを保っている。
1月1日の午後4時6分、石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震が発生した。石川県内で最大震度7が観測され、同県のほか新潟県、富山県、福井県、岐阜県、大阪府、兵庫県などで被害が発生した。地震発生から10日以上経った現在でも被害の全容はまだつかめていないものの、多くの尊い命が犠牲になったほか、津波による損壊や建物の倒壊、道路の寸断などが各地で確認された。
石川県を中心に、被災地では厳しい生活を余儀なくされている人も多いものの、いずれ生活立て直しのためにも今後重要になってくるのが復旧・復興に向けた社会インフラの整備となる。被害を最小限に抑えるための「防災」と並び、今回の震災により改めてテーマとして注目された格好だ。また、関連銘柄のなかには支援物資を手掛ける企業も多くあり、こうした銘柄への関心も引き続き高いようだ。
この日の関連銘柄の動きでは物色が一巡したものも多く、目立ったものは少ないながら、ライト工業<1926>、日清食品ホールディングス<2897>、ユニ・チャーム<8113>などが堅調な動きとなっている。