【今週読まれた記事】日経平均大躍進！ 立役者は“新NISA”
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は1月6日から12日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
今週の日経平均株価は驚きの展開となりました。昨年に幾度も跳ね返された3万4000円の壁をいとも簡単にクリアしたかと思えば、一気に3万5000円台半ばへと歩を進める大躍進。前週末比2199円（6.6％）高という脅威の上昇を遂げました。これはコロナショックで大底を打った直後に記録した20年3月第4週の2836円高以来の上げ幅となります。
＜相場観特集＞で見通しを伺った東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏は、9日時点で「日経平均の向こう1ヵ月のレンジとしては、上値は3万4000円大台ラインを通過点に3万5000円を目指す動きが期待できる」と予想。米景気減速への警戒感が遠のき、利下げが後ずれすることで「結果として金利も経済もほどほどに心地良い『ゴルディロックス相場』が続く公算が大きい」とみています。米景気の減速は昨年からの懸念材料でしたが、当面不安がないとすれば日経平均も3万5000円ラインを維持することができそうです。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。
1月4日の大発会で日経平均は一時770円安となり、大引けもマイナスで着地。しかし、TOPIXはプラスで引け、買い意欲の強さを印象付けました。「投資家は日経平均株価にばかり目を奪われていると大きな間違いを犯すリスクがある」と指摘していたのは人気相場コラム「【植木靖男の相場展望】 ─TOPIX・内需株に人気移行か」の植木氏。物色対象としては「しばらくは内需株選好の展開」と想定し、有望銘柄を挙げランキング上位入りとなっています。
相場コラムではそのほか、自身の注目銘柄に加え、10人以上の市場関係者にも銘柄を聞いた「【北浜流一郎のズバリ株先見！】 ─ 強烈なファンが支える『着実高銘柄』に勝機あり！」が3位にランクイン。「上昇幅は8192円、上昇率は31.9％」という昨年の日経平均の上昇率を示し「2024年はこの再現が期待できる」と予想した「【杉村富生の短期相場観測】 ─ハイテク系は楽観論の反動だが、心配は無用！」はトップ10入りとなりました。どの記事もお見逃しなく。
今週のアクセスランキング首位に輝いたのは、株探プレミアム限定記事「24年の日本株戦略はこれだ（データ分析編）」の最終回、「新NISAの成長枠、上級者と億り人の約80%が利用、では運用銘柄はなに」。いよいよスタートした新NISAの注目度は想定以上で、NISAの口座開設数は昨年4月から19倍とのデータもあります。記事では投資上級者･億り人が「つみたて投資枠」で投資対象としているインデックスファンドのほか、年間240万円を上限とする「成長枠」で売買益期待が大きい銘柄をランキング形式で大公開。有料記事にもかかわらず圧倒的な人気を博しました。株探プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。
今週の株探プレミアム専用コラムはそのほか、大川智宏氏による人気コラム「日本株・数字で徹底診断！」に加え、『Buy&Hold STORIES』の続編を一挙4記事配信しました。
智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断！」第128回は「米景気の軟着陸シナリオが崩れても、株価が乗り切れそうな候補は？」。新年一発目のテーマはプロの予想を利用した“ポテンシャル・リターン”です。この戦略は、アナリストが複数カバーする銘柄のうち最も弱気な理論株価を“悲観株価”と名付け、足もとの株価との乖離による引き戻しに注目する投資手法です。今回は“今期と来期のコンセンサス予想純利益成長率が増益”という観点もプラスし、具体的な銘柄を絞り込みました。該当銘柄リストは2ページ目に掲載しています。
株価チャートと照らし合わせながら、長期成長を続ける企業の足跡を描く『Buy&Hold STORIES』。第3章「『私たちが売るのはLife Wear』 世界企業への道」でファーストリテイリング<9983>編が最終回を迎えました。海外事業を本格化させ業績も急成長を遂げるなか、同社を襲う世界的なパンデミックと米中対立による分断。2つの混乱を乗り越え“株価100倍”の頂に歩を進める成長ヒストリーは、長期投資に臨むすべての投資家に学びを与えてくれます。ぜひご覧ください。
地球人全員に売る服を ファーストリテイリング⑦―Buy&Hold STORIES―
伸びゆく海外売上高 ファーストリテイリング⑧―Buy&Hold STORIES―
パンデミック、そして米中対立も乗り越えて ファーストリテイリング⑨―Buy&Hold STORIES―
初値1万4900円、累計配当9万7760円の軌跡 ファーストリテイリング⑩―Buy&Hold STORIES―
株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだお試しでない方は無料体験をぜひお試しください。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。
ランキング2位を獲得したのは「超絶株高の序章、生成AIと併走『エッジAI関連』急騰前夜の5銘柄 ＜株探トップ特集＞」。23年は「生成AI」が話題をさらう1年となりました。生成AIが様々なサービスに使用され始め身近なものになってゆく半面、脅威や懸念点も露わになってきています。記事では懸念点の一つである「電力の大量消費問題」を解消する新技術「エッジAI」について解説し、将来有望な関連銘柄を紹介。多くの支持を集めました。
投資テーマ関連では、日経平均が史上最高値を視野に入れるなかで注目される「上場来高値」銘柄にスポットを当てた「24年相場の主役、青空圏翔ける『上場来高値』妙味株を徹底マークせよ ＜株探トップ特集＞」が12位にランクイン。そのほか以下の記事が上位ランキング入りとなっています。
「睡眠ビジネス」に熱視線、ニーズ急増で“覚醒する銘柄”総ざらい ＜株探トップ特集＞
1兆円超えビッグイベント「新紙幣発行」、関連銘柄を徹底リサーチ ＜株探トップ特集＞
「半導体製造装置」が4位、米エヌビディア株高効果で人気再燃＜注目テーマ＞
また、年末年始特集も多くの方に読み返されランキング上位入りしています。まだお読みでない記事があればこの機会にぜひチェックを。
新春3大テーマを追う（1）AI・半導体「グロース銘柄の急先鋒」 ＜株探トップ特集＞
馬渕治好氏【新春特別編 2024年株式市場大予測 長期上昇トレンドは続くか】 ＜相場観特集＞
2024年の利益成長“青天井”ばく進、有力株リスト ＜新春特別企画＞
スクリーニング記事では、「1月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 ＜割安株特集＞」が4位にランクイン。また、「【高配当利回り銘柄】ベスト30 ＜割安株特集＞ 1月10日版」が11位となりました。新NISAでは「全世界株式」や「S＆P」といった海外株式が高い人気を誇りますが、国内株式では「高配当利回り」に注目が集中しています。アクセスランキングにもその傾向が見られるようです。
＜成長株特集＞では23年12月期決算発表を前に、1-9月期（第3四半期累計）業績が好調で通期計画に対する進捗率が高く、上方修正する可能性が高い銘柄を探った「上方修正“先回り”、23年12月期【業績上振れ】候補 31社選出 ＜成長株特集＞」がトップ10入り。3月期決算企業から割安かつ上方修正期待が高い銘柄にスポットを当てた「発表迫る、低PBRの24年3月期【上方修正】期待リスト〔第1弾〕 ＜成長株特集＞」は、週半ばの木曜日配信にもかかわらず上位入りの人気となりました。
「10万円以下で買える」シリーズも定番人気。【プライム】編、【スタンダード】編の2記事ともランクインとなりました。
10万円以下で買える、高ROE＆低PER 25社【プライム】編 ＜割安株特集＞
10万円以下で買える、高ROE＆低PER 30社【スタンダード】編 ＜割安株特集＞
引け後の材料をまとめてチェックできる株探の定番記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」。上手に使えば大いなる時短となる株探の人気記事です。今週もすべての記事が上位ランキング入りとなっています。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック！ (1月5日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック！ (1月9日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック！ (1月10日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック！ (1月11日発表分)
株探ニュース