「ドローン」が17位、空撮のほか物流インフラでも重要な役割担う<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドローン」が17位となっている。
ドローンは遠隔操作やコンピューター制御によって飛行する小型の飛行物体であり、撮影(空撮)や点検・測量といったさまざまな用途で活躍している。日本国内でも政府が規制緩和によって普及を促す動きが加速している。特に、ここにきて物流の「2024年問題」が取り沙汰されるなか、物流インフラを支えるキーテクノロジーとしてドローンの存在も注目されている。ドローン配送が広く普及すれば、トラックなど陸運輸送の人手不足の問題なども緩和される可能性が高い。
ここ東京株式市場では商業用ドローンの製造・販売を行うACSL<6232>が株価を急浮上させマーケットの視線を集めている。祝日明けとなった前週21日に急動意、その後ストップ高を交え3営業日で450円あまりの急騰を演じた。きょうも一時ストップ高目前の1525円まで株価水準を切り上げる場面があった。同社には株価刺激材料が相次いでおり、21日には自社の国産ドローンが防衛省航空自衛隊の空撮用ドローンとして採用されたと発表したほか、前日の引け後に日本郵便と共同開発した物流専用の新型ドローンを使って、補助者なしの目視外飛行(レベル3.5)での配送試行を実施したと発表し、投資資金の攻勢を誘っている。
このほか、ドローン関連として折に触れ脚光を浴びる銘柄としては川田テクノロジーズ<3443>や菊池製作所<3444>、モルフォ<3653>、FIG<4392>、アイサンテクノロジー<4667>などが挙げられる。また、昨年12月に新規上場した直近IPO銘柄で、複数のドローンの遠隔制御ソフトウェアなどを展開するブルーイノベーション<5597>なども注目されやすい。