本日注目すべき【好決算】銘柄 フロイント、しまむら、MS&AD (1日大引け後 発表分)

注目
2024年4月2日 7時01分

4月1日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

フロイント <6312> [東証S]  ★前期経常を85%上方修正

◆24年2月期の連結経常利益を従来予想の6.5億円→12億円に84.6%上方修正。増益率が16.3%増→2.1倍に拡大する見通しとなった。国内で医薬品供給不足を背景とした大手メーカーの設備投資ニーズの高まりが続く中、主力の機械部門で協力会社とともに早期出荷に取り組んだことに加え、海外子会社においても中南米案件の着実な出荷に注力したことが奏功した。

あさひ <3333> [東証P]  ★今期経常は12%増益、5円増配へ

◆24年2月期の経常利益(非連結)は前の期比2.3%減の51.9億円になったものの、続く25年2月期は前期比11.7%増の58億円に拡大する見通しとなった。今期は新規出店15店舗を計画するほか、専門店へのニーズが高まる修理・メンテナンスやパーツ販売の増加を見込む。

併せて、今期の年間配当は前期比5円増の50円に増配する方針とした。

サインポスト <3996> [東証S]  ★前期最終を4.3倍上方修正

◆24年2月期の最終損益(非連結)を従来予想の3000万円の黒字→1億2800万円の黒字(前の期は1億3200万円の赤字)に4.3倍上方修正した。販管費の抑制に加え、繰延税金資産の計上に伴い税金負担が減少したことが最終利益を押し上げた。

しまむら <8227> [東証P]  ★今期経常は2%増で4期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は実質増配

◆24年2月期の連結経常利益は前の期比4.3%増の567億円に伸びて着地。続く25年2月期も前期比1.7%増の576億円と4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は出店43店舗、退店16店舗(純増27店舗)を計画。リロケーションやファッションモール形式の出店拡大で収益性向上を図るほか、都市部の出店を強化する。改装は40店舗を予定。

併せて、前期の年間配当を270円→280円(前の期は260円)に増額し、今期は190円と株式分割を考慮した実質配当は35.7%増配とする方針とした。

同時に、27年2月期に営業利益660億円(24年2月期実績は553億円)を目指す中期経営計画を策定。

MS&AD <8725> [東証P]  ★前期最終を25%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆24年3月期の連結最終利益を従来予想の2800億円→3500億円に25.0%上方修正。増益率が32.7%増→65.9%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。連結子会社の三井住友海上火災保険や海外子会社の業績が想定を上回る見込みとなったことが主因。

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