【今週読まれた記事】世界で戦える製品を持つ“グローバルニッチ”の強さ
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は6月22日から28日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
先週まで約2ヵ月にわたって横ばいを続けてきた日経平均株価は、今週986円の大幅上昇で3万9583円と、4万円台回復を視野に入れるところまで迫りました。先週末時点では手掛かり材料に欠ける展開となることが予想されていた日本株市場ですが、どういった変化が起こったのでしょうか。
人気相場コラム「【植木靖男の相場展望】 ─需給好転を待つ」の植木氏は「膠着の背景には、3月にかけての4万円大台乗せの際にみせた勢いあるエネルギーの解消、つまり後始末がある」と指摘した上で「静かに、静かに買いエネルギーの後始末が進みつつあるかにみえる」と、変化の訪れを予感していたようです。東証プライム市場の売買代金は先週に今年最低を記録した後、増加傾向にあります。来週から始まる7月相場が活況高となる展開を期待したいところです。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。
為替市場では37年半ぶりとなる1ドル＝161円台に突入。円安は株価指数にはポジティブな影響を与えていますが、物価高など実体経済への悪影響が顕在化しています。7月30日からの日銀・金融政策決定会合では果たして利上げはあるのでしょうか。＜相場観特集＞で見通しを伺ったアイザワ証券 投資顧問部 ファンドマネージャーの三井郁男氏は、仮に利上げがあるにしても「金融政策面での不透明感がクリアになれば相場にはポジティブに働く可能性もある」と指摘して「海外経済も比較的堅調な状況で、日本株の下支え要因となるはずだ」と、急激に売られる展開は起こりにくいと予想しています。
今週も相場コラムは大人気となりました。ただ安定配当に頼るのではなく企業価値の向上が期待できる企業への投資を提案し、有望銘柄を挙げた「【北浜流一郎のズバリ株先見！】 ─ 難局乗り切りへ企業価値の向上力にフォーカス！」は今週もトップ10入り。また、変遷する米ビッグ・テック企業の勢力図を解像度高く解説した「AI新ご三家出揃う─エヌビディア、マイクロソフトともう1社は？＜今中能夫の米国株ハイテク・ウォーズ＞」が14位と大きく注目されました。そのほか以下のコラムも上位入りとなっています。どの記事もお見逃しなく。
【杉村富生の短期相場観測】 ─新資本主義の進展が株高を支援する！
富田隆弥の【CHART CLUB】 「ナスダックに変化日が到来」
米国株市場では、AI半導体サプライヤーのエヌビディア<NVDA>がマイクロソフト<MSFT>を抜いて時価総額1位に躍り出たことが大きな話題を呼びました。直近エヌビディアは調整を入れて1位の座からは降りていますが、今年に入ってからの同社の急騰はすさまじいものがあります。その原動力は言わずもがな“オンリーワン”のAI用半導体開発力。同社にしか作れない製品が爆発的な需要を捉えた結果です。「好業績で異彩放つグローバルニッチを狙え！『至高の6銘柄精選』 ＜株探トップ特集＞」は、世界でトップクラスのシェアを誇る「グローバルニッチトップ」製品を持ち、株価見直し余地の大きい6銘柄を厳選して紹介。見事アクセスランキング首位に輝きました。
投資テーマ関連では、国内で新たな治療薬が相次いで発売され注目を集めている「肥満症治療薬」にスポットを当て、動向を追った「21兆円市場に爆発的成長へ、『肥満症治療薬』関連株に青天井の予感 ＜株探トップ特集＞」も多くのアクセスを獲得して5位にランクイン。そのほか以下の記事が上位入りとなっています。
迫りくる最強酷暑、熱風吹く「ヒートアイランド対策」関連株に刮目 ＜株探トップ特集＞
空の革命カウントダウン! 高速浮上する「ドローン関連株」を追う ＜株探トップ特集＞
超高齢化社会ニッポン、人生の最期彩る「終活ビジネス」関連株に照準 ＜株探トップ特集＞
「グローバルニッチ」が6位、不安定相場でも抜群の戦略商品を持つ企業は強い＜注目テーマ＞
ランキング2位は、25年3月期に2期以上ぶりに最高益更新を見込む“復活銘柄”にフォーカスした「最高益【復活】銘柄リスト〔第2弾〕28社選出 ＜成長株特集＞」が獲得。先週配信した「最高益【復活】銘柄リスト〔第1弾〕28社選出 ＜成長株特集＞」も2週連続で上位ランキング入りとなりました。
＜成長株特集＞では、今期最高益更新を見込み、かつ配当利回りも高水準な銘柄をリストアップした「配当利回り“3％超”の【最高益】リスト〔第1弾〕30社選出 ＜成長株特集＞」が週半ばの木曜日配信にもかかわらず上位入り。待望の〔第2弾〕は明日19時30分の配信予定です。お楽しみに。
銘柄スクリーニング記事では高配当利回り特集が人気です。「まだ間に合う、6月配当【高利回り】ベスト30 ＜割安株特集＞」がトップ10入り、「【高配当利回り銘柄】ベスト30 ＜割安株特集＞ 6月26日版」も上位ランキング入りとなりました。＜割安株特集＞では「10万円以下で買える」シリーズもよく読まれています。
10万円以下で買える、連続増益＆低PER 24社【プライム】編 ＜割安株特集＞
10万円以下で買える、連続増益＆低PER 29社【スタンダード】編 ＜割安株特集＞
今週の株探プレミアムコラムは3記事を配信。1記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断！」第139回「ピークアウトが心配な今こそ、『V字回復成長株』に注目！」を配信。欧米景気が悪化の兆しを見せていることに加え、円高への転換が重しとなれば日本株市場は夏枯れ相場のような雰囲気となるかもしれません。大川氏はこうした雲行きが怪しい状況下で攻めの投資を続ける手段として、“V字回復成長株”へと視点を移す戦略を提案。純利益成長率が今期悪化＆来期成長予想の銘柄への投資は過去の景気後退期でも安定したパフォーマンスを示しており、局面を問わず有効な戦術とのこと。2ページ目には分析を反映した銘柄リストを掲載、プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。
2記事目からは2024年3月29日から4月15日まで行った「個人投資家大調査-2024」のアンケート回答者へのインタビューを基にした「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技」より、イベント・カタリスト投資で資産を200倍に増加させた“羽根英樹さん”を特集したシリーズを配信。「『上場廃止にチャンスあり』で、元手を200倍にした技」では、“TOB合戦”への発展を事前に想定して先回り買いを仕掛けたことでリターンを獲得したトレードに注目し、TOB発表から“さらなる上値を追える”と判断するポイントなどを深掘りしていきます。
TOBには買収される側の了解を得ずに行う「同意なき買収」と呼ばれる手法がありますが、“同意なき買収”への参戦には上値余地が限定的となるなど注意するポイントもあるようです。TOB投資で資産を膨らませた“羽根英樹さん”編の最終回となる「『これはイケる』『こっちはスルー』、稼げるTOBの見分け方」では、こうしたTOB投資をするうえで意識するべき注意点や金鉱となる銘柄を適切に見極めるポイントなどを重点的に紹介していきます。
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株探の看板記事「明日の好悪材料」と「本日の【サプライズ決算】速報」は、引け後の材料をまとめてチェックできる便利な記事です。情報収集にぜひご活用下さい。
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