東京株式(前引け)=続伸、半導体関連などに海外投資家が攻勢

市況
2024年7月3日 11時47分

3日前引けの日経平均株価は前営業日比350円68銭高の4万425円37銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は8億4946万株、売買代金概算は2兆1935億円。値上がり銘柄数は958、対して値下がり銘柄数は618、変わらずは69銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に物色され、日経平均株価は続伸。前日に440円あまりの上昇をみせていたこともあり、朝方の買い一巡後は伸び悩む場面もあったが、後半買い直された。海外投資家が半導体関連などハイテクセクターに買いを入れているとの観測。一方で大手金融株や大手自動車株の上値が重く、TOPIXの上昇率はわずかにとどまった。値上がり銘柄数はプライム上場銘柄の約6割を占め、全体売買代金は2兆円を上回った。

個別では売買代金トップとなったディスコ<6146>が大きく上値を追ったほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>なども堅調。三菱重工業<7011>が活況高。村田製作所<6981>が物色人気となり、霞ヶ関キャピタル<3498>はストップ高カイ気配。日本冶金工業<5480>、太陽誘電<6976>なども値を飛ばした。半面、トヨタ自動車<7203>が冴えず、日立製作所<6501>も軟調、東京海上ホールディングス<8766>が売りに押された。日本金銭機械<6418>が大幅安、NTTデータグループ<9613>の下げも目立つ。九州フィナンシャルグループ<7180>も下値を試す展開に。

出所:MINKABU PRESS

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