【今週読まれた記事】決算一巡! 看板“好悪材料”が首位君臨

特集
2024年8月17日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は8月10日から16日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

歴史的暴落から10日あまり。3連休明けの日本市場は意外な早さでリバウンド局面に入り、日経平均株価は前週末比3037円高の3万8062円と3万8000円台を一気に回復。週明け13日の引け後に配信した<相場観特集>で見通しを伺った東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏は「3万6000円台前半の水準から明確に上放れることができれば、戻り売り圧力が希薄化したゾーンに入り、3万8000円台まで大方が思っている以上に早く到達する可能性がある」と指摘しており、大塚氏の読み通りの展開となっています。

まだ油断はできませんが、この急速な戻り足によって投資しやすい環境が戻ってきているのは確かです。大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ バフェット視点で妙味株を探る!」の北浜氏は「ウォーレン・バフェット視点で銘柄を探し、投資をすればよい」と、投資の神様と呼ばれるバフェット氏の投資手法に沿って銘柄を紹介。アクセスランキングトップ10入りの人気となりました。

相場コラムは今週も多くの方に読まれています。著名アナリストに“半年後の株価”を予想していただく人気シリーズ「壁谷洋和(大和証券)が斬る ―どうなる?半年後の株価と為替―」では、大和証券の壁谷洋和・エクイティ調査部長が「半年後の日経平均株価は4万円程度」と予想して話題となりました。そのほか以下の記事も上位ランキング入りしています。どの記事もお見逃しなく。

【杉村富生の短期相場観測】 ─セリングクライマックスは通過したが……

【村瀬智一が斬る!深層マーケット】好決算企業の見直しが意識されてくる

武者陵司「植田ショックから大相場が始まる可能性を考えよう」

富田隆弥の【CHART CLUB】 「歴史的急落で一旦底打ち、戻りを試す」

大塚竜太氏【日経平均が続急騰、戻り相場は本格化するか】 <相場観特集>

25年3月期決算企業の第1四半期を中心とした決算発表が一巡しました。今回の決算シーズンは佳境を迎える直前に歴史的暴落が起こってしまったため、いわゆる“決算プレイ”はかなり難しかったかもしれません。しかし決算シーズンの重要性は短期売買に限らず、投資する企業の業績推移は必須の確認事項です。また、各企業の開示情報から得られる業種ごとのトレンドや景況感は経済全体を見通すうえでも重要な情報となります。

【明日の好悪材料】は、毎日引け後に発表される材料をまとめて一覧にした株探の看板記事です。決算シーズンには引け後の決算発表も多く掲載され、【サプライズ決算】と併せてチェックすれば注目決算を網羅することができます。常にランキング上位に名を連ねる好悪材料ですが、今週は「【明日の好悪材料】を開示情報でチェック!」がランキング首位と2位を独占する快挙となりました。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月9日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月13日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月14日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月15日発表分)

株探では14日までの決算発表の集中期間中、特別態勢で記事を配信しました。この期間中は通常配信している【サプライズ決算】を16時に<速報>、18時に<続報>の2本を配信。なお、株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として、15時10分と15時40分に配信しました。

★本日の【サプライズ決算】続報 (08月13日)

★本日の【サプライズ決算】続報 (08月14日)

※15、16日は「該当銘柄なし」

また、その日の決算発表から“増収増益”を達成した企業リストを毎日配信しました。いま成長の過程にある企業が一覧で確認できる便利な記事です。

“好発進”企業を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月13日版

“好発進”企業を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月14日版

アクセスランキング3位にはなんと“株探プレミアム”有料記事「三井E&Sで大勝ち、1円の損も許さない損切りで資産50倍の技」がランクイン。100万円の元本からたった2年半で約5000万円まで資産を膨らませた“Moonさん(ハンドルネーム)”の投資手法に注目が集中しました。今週配信されたMoonさんの続編(最終回)「もう損は抱えない! ならば『目標株価を定めよ』『安易に噂に乗るな』」では、資産50倍化につながる転機となったWACUL<4173>への空売り、そして22年に大相場を形成したWSCOPE<6619>でのトレードに注目。Moonさんが“損切りの鬼”となり成功を掴むまでの道のりが詳細に語られます。

今週の株探プレミアムコラムは一挙4記事を配信。2記事目は新連載「日経CNBC×株探 コラボ第3弾 『幸福寿命』を延ばす資産形成アカデミー」の第2回「最大の株暴落・最強経験則が阻む ―危機封じる攻めと守りの9手法」。本シリーズは田中彰一氏(日本経済新聞社コンテンツプロデューサー兼日経CNBC解説委員)の著書「50代から輝く!『幸福寿命』を延ばすマネーの新常識」を株探ユーザー向けに加筆修正し、お宝株を探す技術を凝縮した特集記事となっています。初心者の方向けには投資信託を活用した取引手法、中上級者向けにETF、オプション取引を用いた下落相場でもリターンを狙える実践的なノウハウを解説します。

3記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第142回「円高で下方修正ラッシュ懸念、『避ける』と『狙う』の候補銘柄は」。日銀による追加利上げや米国の利下げ観測を背景に、為替市場は急速な円高に傾き、海外売上高比率が高い大型株には強烈な向かい風が吹きました。大川氏は、急激な円高が第1四半期の決算発表シーズンと重なっていたことで企業の想定為替レートの修正が遅れ、次の中間決算で下方修正が顕在化する可能性があると指摘。そこで今回は下方修正リスクが想定される環境で注意が必要な“高海外売上高比率の銘柄”と、円高の進行に耐性がある内需系の業態から“増益予想かつ海外売上高比率が低い”銘柄を割り出しました。2ページ目に分析を基に選定した該当銘柄リストの一例を掲載しています。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。

4記事目は“足元で起きた相場のパニックもなんのその”と長期投資を続ける“ポレポレさん、ネンキンさん、セッシーさん”(ハンドルネーム)の3名の投資家を特集した「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技」、「『8月の乱高下』も知らんぷり、半導体や高配当で攻め続ける3人の技」。短期的な株価の変動より本質的な価値を追う3名の投資家達の投資スタイルの詳細や配当収入、含み益に注目して資産を伸ばしてきた方法などを紹介します。

株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。過去25年間の業績表示、「成長性」「収益性」の表示など、強力な銘柄分析ツールを揃える株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。

ランキング4位は「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第2弾〕28社選出 <成長株特集>」。8月2~7日に発表された決算発表から、4-6月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄にスポットを当てました。また、木曜日に配信した8~9日発表分から“青天井”銘柄をリストアップした「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第3弾〕24社選出 <成長株特集>」も、週半ばの木曜日配信にもかかわらずスピードランクインとなっています。待望の〔第4弾〕は明日18日の19時30分配信予定です。お見逃しなく。

<割安株特集>では高配当利回り銘柄ランキングがトップ10入りしたほか、「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となっています。

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 8月14日版

8月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>

10万円以下で買える、高利回り・低PBR 34社【プライム】編 <割安株特集>

10万円以下で買える、高利回り・低PBR 30社【スタンダード】編 <割安株特集>

投資テーマ関連では、次世代電池として活躍が期待される「ペロブスカイト太陽電池」の事業化や「防災関連」の一角として注目を浴び始めた「蓄電池」関連の現在を追った「追い風強まる『蓄電池』関連、非常用電源で新たなる成長の萌芽 <株探トップ特集>」がトップ10入り。そのほか以下の記事も上位ランキング入りとなりました。

「米国をビットコイン超大国に」、仮想通貨関連は米大統領選で一大飛躍するか <株探トップ特集>

地球規模で絶好調、クルーズ市場拡大でビッグウェーブに乗る銘柄群 <株探トップ特集>

タイパ意識の高まりで商機到来へ、食の新境地「完全栄養食品」に脚光 <株探トップ特集>

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決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
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