【今週読まれた記事】景気活性化へ期待大“円高メリット株”に集まる視線

特集
2024年9月21日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は9月14日から20日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

市場の視線が集中した米FOMCは0.5%の利下げ。事前の予想では“0.25%か0.5%利下げ”の2択で、0.5%なら米国株高で為替市場では円高/ドル安になるとされてきました。しかし結果の判明した18日の米国株市場は下落。為替も一旦は円高に振れるもすぐに戻し、相場が簡単でないことを改めて示す結果となりました。

一方、FOMC後の日本株市場では円安が好感され、19日の日経平均株価は前日比775円高。更に翌20日は米株市場も1日遅れで反発したことも追い風となり、前日比568円高と大幅続伸となりました。この日は場中に日銀政策決定会合の結果が発表されましたが、「現状維持」で為替に大きな動きはなし。週末終値は前週末比1142円高の3万7723円で取引を終了しています。

ただ、イベント通過直後のブレは多少あるにせよ、日米の金利差縮小の流れは変わらず、円高に振れやすい環境には違いありません。再び円高進行が始まった場合はどうなるのでしょうか。「大勢トレンドは戻り歩調に転じる公算が大きい」と、その場合でも上昇余地があるとみるのは<相場観特集>で見通しを伺った東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏。「輸出株への円高デメリットがクローズアップされがちだが、内需セクターには輸入採算の改善などで追い風となり、景気活性化につながる」と、円高メリット株が相場を牽引すると予想しています。また、「半導体関連は押し目買いでよい」と、同関連株が底値圏にあるとも指摘。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。

米エヌビディア<NVDA>CEOが自社の次世代AI向け半導体チップ「ブラックウェル」について「需要は非常に高くて逼迫している」と発言したことで、半導体関連が好転したことを喜ぶのは「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 物言う株主・ファンドの虎の子銘柄を仕込む!」の北浜氏。米利下げも相まって「ここは日本株も蘇生高が見込める状況にある」と期待しています。北浜氏の記事は今週も大人気となり、ランキング4位に輝きました。

そのほか相場コラムは、自民党総裁選の結果が市場に与える影響を予想した「【杉村富生の短期相場観測】 ─好業績、テーマ性内包の銘柄を狙う!」もトップ10入り。以下の記事もすべてランキング上位入りとなりました。どの記事もお見逃しなく。

【植木靖男の相場展望】 ─年内最後の戦機が到来するか

武者陵司「米国実質金利上昇は、株高・ドル高要因だ」

富田隆弥の【CHART CLUB】 「大きな"もみ合い"は想定シナリオ」

土信田雅之(楽天証券経済研究所)が斬る ―どうなる?半年後の株価と為替―

大塚竜太氏【再び波乱含みの展開、どうなるFOMC後の風景】(1) <相場観特集>

鈴木英之氏【再び波乱含みの展開、どうなるFOMC後の風景】(2) <相場観特集>

7月には1ドル=161円台まで到達した円安から一転、足もと140円台前半まで円高が進んでいます。この急激な変動によって輸出株などに大きな波乱が起こりましたが、逆にこの環境を享受する「円高メリット」銘柄に注目が集まっています。「逆襲高へ秒読み開始! 妙味膨らむ『円高メリット』5銘柄厳選リスト <株探トップ特集>」は、内需系の小売や食品などから業績拡大期待が意識される銘柄を5銘柄厳選して紹介。見事アクセスランキング首位を獲得しました。

投資テーマ関連ではそのほか、毎秒400ギガビットの高速データ通信が可能な次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」の関連銘柄を総ざらいした「6G推進戦略の枢軸、成長期突入の『IOWN関連株』活躍本番へ <株探トップ特集>」が15位にランクイン。また、以下の記事も上位入りとなっています。

テスラ参入で飛躍ステージ入り、「ロボタクシー」関連株を徹底マーク <株探トップ特集>

地方都市再生の決定打、快走する「LRT」関連銘柄に熱視線 <株探トップ特集>

スクリーニング特集では、25年3月期第1四半期の業績が好調で“通期計画”に対する進捗率が高く、上方修正する可能性が高いとみられる銘柄をピックアップした「上方修正“先回り”、25年3月期【業績上振れ】候補 <成長株特集>」の〔第2弾〕がトップ10入り。〔第1弾〕も多くの方に読み返され2週連続のランクインとなりました。

上方修正“先回り”、25年3月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>

上方修正“先回り”、25年3月期【業績上振れ】候補〔第2弾〕 <成長株特集>

また、週半ばの木曜日に配信した「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第1弾 31社選出 <成長株特集>」も上位ランキング入り。こちらは7月下旬から8月中旬までの決算発表集中期間に配信した「利益成長“青天井"銘柄リスト」を、“全期間”を対象に再構成した総集編となります。待望の第2弾は23日(月・祝)19時30分の配信予定です。お楽しみに。

高配当利回り銘柄への関心も引き続き高く、「9月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」が「プライム編」「スタンダード編」共に上位入りとなりました。<割安株特集>ではほかにも以下の記事がランキング入りしています。

9月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 「プライム」編 <割安株特集>

9月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30「スタンダード他」編 <割安株特集>

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 9月18日版

10万円以下で買える、今期最高益&低PER 25社【プライム】編 <割安株特集>

10万円以下で買える、今期最高益&低PER 34社【スタンダード】編 <割安株特集>

今週の株探プレミアムコラムは3記事を配信。1記事目は『Buy&Hold STORIES』の新作、利益は後回し”でも長期的なシェア拡大を優先する戦略で“ECの巨人”へと成長したアマゾン・ドット・コム<AMZN>特集の第2回「『長期がすべて』ジェフ・ベゾスが投資家に宣言した言葉の意味 アマゾン・ドット・コム②」は、株主への手紙で「長期がすべて」と事業姿勢を強調し、顧客中心主義と先見性に満ちたビジネス戦略で株価を1500倍にしたベゾスの経営哲学と上場までの数々の試練に注目します。

2記事目からは24年3月29日から4月15日まで行った「個人投資家大調査-2024」のアンケート回答者へのインタビューを基にした記事から、“投資の経験はそれほど長くはないが、将来は億トレ間違いなし!と期待できる投資家”にフォーカスした「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技」の新作です。今回は“ゆる~いスタイル”だけど利益は“がっちり”確保してきたマイマイさん、もぐらおやじさん(ハンドルネーム)の2名が登場。第1回「『ずぼら投資』でも、コロナ禍に7000万円を稼いだ技」では専業投資家の“マイマイさん”(ハンドルネーム)の投資術にフォーカスし、割安成長株狙いで資産を膨らませたポイントについて紹介していきます。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。

マイマイさん、もぐらおやじさんシリーズの最終回となる「さよなら商社株、『ファンダと配当』重視の投資家が売却を進めるワケ」では、“手間と時間をかけない”投資手法で元本を5倍以上に膨らませた“もぐらおやじさん”の銘柄選別の基準に注目。“投資の神様”ことウォーレン・バフェット氏が大量保有していたことで話題となった商社株からの乗り換えを進めている理由や、“6~7割の銘柄は株価が上昇する”と確信を持つ“投資指標”について掘り下げます。

日々多くの発表が行われる中、重要な発表を見逃さないための定番人気記事「明日の好悪材料」と「サプライズ決算」。先週末から今週にかけて配信した記事は以下の通りです。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月13日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月17日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月18日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月19日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月17日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月18日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月19日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月20日)

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.