「中国関連」が6位にランク、人民銀による景気刺激策を受け関心高まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「中国関連」が6位となっている。
中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は24日、追加の景気刺激策を発表。市中銀行から強制的に預かるお金の比率を示す預金準備率を0.5%引き下げる方針で、これにより1兆元(約20兆円)の流動性がもたらされるという。
また、潘総裁は苦境にある国内不動産市場を支えるための措置も発表。最大5兆3000億ドル(約762兆円)相当にのぼる既存住宅ローンの借り入れコスト引き下げや、セカンドハウス購入に関する規制の緩和なども盛り込まれた。
背景にはデフレ圧力が強く、中国政府が掲げる5%前後の成長目標を達成できない恐れがあり、内需を刺激して経済を活性化する狙いがあるとみられる。当局の景気刺激策を受け、東京市場では同国景気の動向に左右されやすい銘柄への関心が高まっており、コマツ<6301>、日立建機<6305>、ダイキン工業<6367>、THK<6481>、安川電機<6506>、ファナック<6954>、太陽誘電<6976>、日東電工<6988>などに注目したい。