「親子上場」が7位、解消の動きは今後も活発化へ<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「親子上場」が7位となっている。
チヨダ<8185>は今月11日、連結子会社マックハウス<7603>の株式を投資ファンドに売却すると発表した。業績不振が続くマックハウスの立て直しを、同ファンドに過半数出資するアパレル物流会社に託す狙いがあるとみられる。これにより、チヨダとマックハウスの親子関係は解消されることになる。
親子上場の解消を巡る動きは活発化している。今年に入り、三菱商事<8058>の上場子会社だったローソンがKDDI<9433>の資本参加に伴い非公開化したほか、パソナグループ<2168>傘下だったベネフィット・ワンは第一生命ホールディングス<8750>によるTOBで完全子会社化、帝人<3401>は子会社だったインフォコムを米投資ファンドに売却した。東京証券取引所は昨年、親子上場企業に対して情報開示の強化を求める要請を出した。ガバナンスや資本効率の面で問題があるとされる親子上場には株式市場から厳しい視線が注がれている。