10万円以下で買える、今期最高益＆低PER 28社【プライム】編 ＜割安株特集＞
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証プライム上場企業では312銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が市場平均を下回る銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)予想PERが13倍未満――を条件に投資妙味が高まる28社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは23日現在)
なお、25日(日)16時00分に「10万円以下で買える、今期最高益＆低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐ 予想
コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PER
<3902> ＭＤＶ 38400 黒転 2500 8.8
<3679> じげん 44400 3.9 5880 11.1
<7868> 広済堂ＨＤ 46000 0.2 8050 12.1
<8600> トモニＨＤ 54300 6.3 24850 6.3
<6535> アイモバイル 54500 25.2 4330 10.7
<9332> ＮＩＳＳＯ 62000 12.3 4000 8.2
<7888> 三光合成 62100 12.0 4400 6.5
<3834> 朝日ネット 65400 0.3 2370 10.2
<9273> コーア商ＨＤ 66300 5.3 4600 9.1
<6194> アトラエ 67600 33.6 2061 11.8
<6306> 日工 67600 0.9 3100 12.4
<3675> クロスマーケ 68600 51.7 2900 7.2
<8368> 百五銀 69400 2.7 26400 9.2
<7167> めぶきＦＧ 71680 20.8 100000 9.8
<3924> ランドコンピ 71700 28.5 1880 10.3
<268A> リガクＨＤ 72200 8.1 19441 11.7
<7180> 九州ＦＧ 72430 11.7 48000 9.4
<1429> 日本アクア 75600 17.6 3062 11.7
<7347> マーキュリア 78100 168.0 3100 7.6
<1332> ニッスイ 82840 0.6 35500 10.3
<3231> 野村不ＨＤ 84320 1.2 108000 9.7
<1893> 五洋建 87170 91.1 36000 9.8
<5288> アジアパイル 91000 75.6 6800 8.3
<6058> ベクトル 91500 8.4 8300 8.6
<7186> コンコルディ 93360 18.1 145000 11.2
<3167> ＴＯＫＡＩ 97300 0.7 17500 12.7
<6741> 日本信号 98100 0.1 10800 8.2
<8892> 日エスコン 99200 1.0 17500 8.3
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80％以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
※今期配当が無配・未定の企業は除いた。
株探ニュース
