「ドローン」が2位急浮上、米大統領令や福岡市の道路陥没事故で<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドローン」が2位に急浮上している。
トランプ米大統領が前週末6日、ドローンの開発や商業化などを促進する大統領令に署名した。これを受け週明け9日の米株式市場で関連銘柄の一角に動きが出たなか、翌10日の東京市場でもTerra Drone<278A>をはじめドローン関連に位置づけられる銘柄群に物色の矛先が向かった。
10日の取引時間中に福岡市中心部で道路陥没事故が発生(現在復旧済み)したことが伝わっており、これも物色を後押ししたとみられる。今年1月の埼玉県八潮市の大規模道路陥没事故をきっかけにインフラ点検の重要性が改めて認識させられたが、その際に今後国や各自治体が実施する点検業務でドローンを活用する動きが広がるとの思惑から関連銘柄が脚光を浴びた経緯がある。老朽化したインフラの修繕・更新は中長期にわたるものであり、テーマへの関心も息の長いものになりそうだ。
前述のテラドローンに加え、Liberaware<218A>、ACSL<6232>、ブルーイノベーション<5597>に注目。双葉電子工業<6986>、オプティム<3694>、ミライト・ワン<1417>、FIG<4392>、菊池製作所<3444>などもマークしておきたい。