10万円以下で買える、増収増益＆低PER 30社【スタンダード】編 ＜割安株特集＞
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では802社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期に増収増益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額80億円以上、(3)今期の売上高と経常利益が前期比で増加、(4)予想PERが10倍未満――を条件に投資妙味が高まる30社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは4日現在)
4日(金)に配信した「10万円以下で買える、増収増益＆低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐ 予想
コード 銘柄名 金額 増収率 今期 増益率 今期 PER
<7795> ＫＹＯＲＩＴ 17600 4.8 42300 25.8 1440 6.8
<4651> サニックスＨ 23800 3.2 46791 24.8 2434 6.4
<2652> まんだらけ 28500 3.8 15007 3.6 2130 6.2
<8135> ゼット 41100 1.2 56000 2.1 1300 9.1
<8927> 明豊エンタ 41400 41.0 29000 5.5 2000 8.7
<6819> 伊豆シャボ 49500 3.8 5700 4.4 1300 9.8
<8737> あかつき本社 50100 11.5 63000 13.1 4400 5.6
<6743> 大同信 50300 9.5 24000 10.9 1400 9.4
<7987> ナカバヤシ 51700 1.2 63500 43.4 3175 7.9
<3392> デリカフＨＤ 59600 3.8 61000 69.7 1500 9.9
<9959> アシードＨＤ 65600 8.5 26000 18.9 1300 9.6
<5940> 不二サッシ 68400 2.1 107000 0.3 2750 4.0
<1420> サンヨーＨ 68600 34.0 61000 54.2 1800 6.4
<8772> アサックス 69400 6.8 8030 1.9 5272 6.7
<5951> ダイニチ工業 69500 0.5 20000 1.8 1600 9.4
<2735> ワッツ 71100 1.2 62000 5.9 1300 9.9
<1827> ナカノフドー 72200 17.6 130000 2.0 3800 9.5
<6488> ヨシタケ 75300 7.0 10530 9.7 1590 8.1
<7871> フクビ 78200 3.7 41460 18.5 2230 9.9
<9368> キムラユニテ 78700 3.9 63500 5.5 5400 9.0
<9059> カンダ 81400 0.6 52300 4.3 3650 7.3
<2927> ＡＦＣ－ＨＤ 85700 3.0 31100 14.5 2200 9.1
<2344> 平安レイ 88100 3.6 10982 9.5 2066 7.8
<5237> ノザワ 90400 2.5 22500 19.2 2190 7.4
<8869> 明和地所 94000 5.1 84000 14.1 4300 7.6
<7435> ナ・デックス 95500 16.6 43000 113 1900 9.3
<9846> 天満屋ス 95700 0.9 59200 1.8 2450 7.0
<8023> ＤＡＩＫＯＸ 97700 0.7 43000 0.6 2510 7.5
<7875> 竹田ｉＰ 98700 0.9 34500 4.9 1550 8.2
<5356> 美濃窯 99000 6.3 16000 10.1 1850 7.8
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80％以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増益率・増収率が％、PERが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配・配当未定の銘柄は除いた。
株探ニュース
