「AIエージェント」が18位に上昇、「Google Workspace Studio」発表で関心高まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「AIエージェント」が18位にランクアップしている。
AIエージェントとは、目標達成のために最適な手段を自律的に行動・判断して遂行するAIのこと。従来は人間がAIに具体的な指示を入力してやりとりを繰り返すことで徐々にアウトプットの精度を上げていったのに対して、AIエージェントは設定された目標を達成するために必要なことを自律的に考え、タスクの実行や結果の評価までを行う。生成AIに次ぐ「AIの第3の波」と評されることもあり、企業の投資意欲も強い。
今回のランクアップは、9日付の日本経済新聞朝刊で「日経BP(東京・港)はマーケティングと消費トレンド、テクノロジーの3分野の潮流を分析した『トレンドマップ2025下半期』をまとめた。将来性のスコアの伸びで最も注目すべきキーワードは前回調査同様、マーケティング分野の『AI(人工知能)エージェント』だ」と報じられたことがきっかけだ。同トレンドマップは、中長期的なトレンドを可視化する目的で半年に1回調査されるもので、前回に続いてAIエージェントが1位となったことで、将来性が上昇したと判断されたようだ。
また、アルファベット<GOOG>は12月3日、生成AI「Gemini3」を用い、日常業務を自動化するAIエージェントをノーコードでつくれる「Google Workspace Studio」を発表。これもテーマとしての「AIエージェント」への関心を高めるのに一役買っている。この日の関連銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>の大幅高が目立っている。