「サイバーセキュリティ」が15位、サイバー安全保障で世界的に重要性共有<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で「サイバーセキュリティ」が15位となっている。
地政学リスクの高まりを背景とした世界的な防衛力強化の流れは不可逆的なものとなっているが、物理的な分野だけでなくサイバー空間のリスクに対する対応も重要性を増している。そうしたなか前週12日に、世界各国からサイバーセキュリティーの専門家が一堂に会するミュンヘン・サイバー安全保障会議が独ミュンヘン市で開催され、さまざまな観点で改めて重要性が共有された。日本からは内閣サイバー官の飯田陽一氏が参加し演説を行った。ここで飯田氏は暗号資産の窃取など北朝鮮によるサイバー攻撃の事例や、年内に国家安全保障戦略を改定する見通しなどに言及したことが伝わっている。
高市早苗首相はかねてからサイバーセキュリティーを極めて重視する姿勢を明示しており、「サイバー空間を守れない国は、他の“なにもの”も守ることはできない。サイバーの世界に専守防衛は通用しない」という主張を前面に押し出し、株式市場でも有力な投資テーマとして認知されている。先の衆院選でも自民党の公約には、危機管理投資の観点からサイバーセキュリティーなどへの戦略的投資も掲げられていた。
関連銘柄としては、標的型攻撃に特化した研究開発型企業で純国産ソフト開発で先駆するFFRIセキュリティ<3692>や、データセキュリティー分野において自社開発ソフトで高水準の需要を捉える網屋<4258>、サイバー脅威インテリジェンスとAI技術を駆使した自社開発Webセキュリティーに定評があるサイバーセキュリティクラウド<4493>などのほか、トレンドマイクロ<4704>、ソリトンシステムズ<3040>、イー・ガーディアン<6050>、フーバーブレイン<3927>、ZenmuTech<338A>などが注目される。