話題株ピックアップ【昼刊】:シスメックス、タイミー、住友ファーマ
■シスメックス <6869> 1,535.5円 +116.5 円 (+8.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率4位
シスメックス<6869>が急反発している。5日の取引終了後に自社株買いの実施と消却を発表したことが好感されている。上限を3000万株(自己株式を除く発行済み株数の4.81%)、または300億円としており、取得期間は3月6日から9月18日まで。取得した全株式は9月30日付で消却する。
■タイミー <215A> 1,255円 +85 円 (+7.3%) 11:30現在
タイミー<215A>が5営業日ぶりに反発している。前日までの下落で自律反発狙いの買いが流入しているもよう。また、同社は5日に全国農業協同組合連合会愛媛県本部(JA全農えひめ)と業務提携したと発表しており、これが材料視されている面もあるようだ。四国エリアにおける全農県本部との連携は今回が初。JA全農えひめが窓口となり、各JAを通じて組合員である県内の農業者に対してタイミーを紹介することで、農業現場におけるスポットワークの活用を推進するとしている。
■住友ファーマ <4506> 1,964円 +119 円 (+6.5%) 11:30現在 東証プライム 上昇率10位
住友ファーマ<4506>は朝安後にプラス圏に浮上した。親会社の住友化学<4005>とともに設立した合弁会社RACTHERAとの連名できょう午前9時20分ごろ、同日付で非自己iPS細部由来ドパミン神経前駆細胞「アムシェプリ」の日本における製造販売承認を取得したと発表しており、好感した買いが優勢になっている。同製品は世界初のiPS細胞由来の再生・細胞医薬品であり、既存の薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病患者の運動症状の改善を効能、効果又は性能とする。同社の親会社である住友化学<4005>も上げ幅を拡大した。薬価収載後の販売は住友ファーマ、製造は住友化と住友ファーマの合弁会社であるS-RACMOが担う。今回の承認は条件及び期限付き承認であり、今後は本承認の取得に向けて製造販売後臨床試験及び使用成績調査を実施していく。
■クオリプス <4894> 7,700円 +400 円 (+5.5%) 11:30現在
クオリプス<4894>が3連騰している。午前11時ごろ、ヒト(同種)iPS細胞由来心筋細胞シート「リハート」について、厚生労働省から「薬物治療や侵襲的治療を含む標準治療で効果不十分な虚血性心筋症による重症心不全の治療」を効果・効能として、日本での条件及び期限付き製造販売承認を取得したと発表しており、これを好感した買いが入っている。これを受けて同社では速やかに保険収載申請を行うとしており、保険収載後は本承認の取得に向けて製造販売後調査を開始し、目標症例数75例の全例調査を実施。国内では26年秋ごろの販売を計画するとともに、海外での販売に向けた取り組みも加速するとしている。
■トクヤマ <4043> 4,101円 +196 円 (+5.0%) 11:30現在
トクヤマ<4043>は大幅続伸となっている。同社は5日、トヨタ自動車<7203>子会社のトヨタ自動車北海道などとともに、水素社会の実現に向けて「H2ほっかいどう」に出資し、新会社として設立したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。新会社では、同社が製造する水素化マグネシウムの水素貯蔵・輸送・利用における簡単・手軽・安全の特長を生かし、新たな用途開拓を進めるとしている。
■インターメスティック <262A> 1,880円 +84 円 (+4.7%) 11:30現在
インターメスティック<262A>が大幅続伸している。5日の取引終了後に発表した2月度の国内月次売上速報で、主力のZoff事業の既存店売上高が前年同月比9.6%増と増収基調を維持したことが好感されている。前月から継続してコラボ商品やUV関連商品が好調に推移したことに加えて、創業25周年の節目を記念した「創業25周年フェア」を全国で展開し、「ブルーライトカット無料キャンペーン」などの施策も奏功した。なお、Zoff事業の全店売上高は同15.3%増だった。
■サンリオ <8136> 5,769円 +217 円 (+3.9%) 11:30現在
サンリオ<8136>が軟調地合いに抗して3日続伸。グローバル展開するキャラクター戦略が奏功し、2月中旬に今期業績予想の大幅上方修正と配当増額、更に株式分割(5分割)を発表し、急反騰局面に移行した経緯がある。同月16日ザラ場の6179円でいったん目先の天井を打ち調整局面に移行していたが、ここにきて再び買い板が厚くなってきている。3月末に向けて配当及び株式分割の権利取り、更に株主優待の確保を目的とした投資資金の流入が観測されている。株式需給面からのアプローチでも同社株の優位性が意識される。年度末に向け高値圏に位置していた銘柄群に対しては、含み利益回収を狙った機関投資家の売りが波及しやすいが、同社株や任天堂<7974>などに代表されるIP(知的財産)関連株は、既に安値圏に売り込まれていた銘柄が多い(損出しが終了している)ことで、売り圧力が乏しい。サンリオに関してはメリルリンチによる貸株市場を経由した空売りが急増していたことから、その買い戻しが浮揚力を与えている面もあるようだ。
■ネクセラファーマ <4565> 879円 +28 円 (+3.3%) 11:30現在
ネクセラファーマ<4565>が続伸している。5日の取引終了後に、提携先であるセンテッサ・ファーマシューティカルズ<CNTA>から300万ドル(約4億7300万円)のマイルストーンを受け取ることになったと発表しており、好材料視されている。センテッサが神経精神疾患を対象に開発中のオレキシン受容体2(OX2R)作動薬「ORX489」に関して、2月12日に発表したマイルストーン達成に続き、追加の早期開発段階のマイルストーンを達成したことに伴うもの。26年12月期第1四半期の売り上げとして計上される予定で、通期業績への影響は業績予想に織り込み済みとしている。
■ジンズホールディングス <3046> 5,370円 +170 円 (+3.3%) 11:30現在
ジンズホールディングス<3046>は続伸している。5日の取引終了後に発表した2月度の月次売上状況(速報)で、国内アイウェアショップの既存店売上高が前年同月比6.7%増と37カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。降雪などの天候による客足への影響はあったものの、引き続き継続的な販促や店舗における接客強化施策により、顧客1人当たりの購買価格が向上した。なお、全店売上高は同9.4%増だった。
■WTI原油 <1671> 4,078円 +86 円 (+2.2%) 11:30現在
WTI原油価格連動型上場投信<1671>やWisdomTree WTI 原油上場投資信託<1690>が高い。5日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前日比6.35ドル高の1バレル=81.01ドルに急上昇した。一時82.16ドルと24年7月以来の水準に上昇した。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が湾岸地域に拡大しており戦闘が長期化することが警戒され、原油価格は上昇基調を強めている。これを受け、原油ETFは買い優勢の展開となっている。
■ヨンキュウ <9955> 3,080円 +50 円 (+1.7%) 11:30現在
ヨンキュウ<9955>がしっかり。5日の取引終了後に未定としていた26年3月期の期末一括配当予想を25円にすると発表したことが好材料視されている。前期実績に対しては5円の増配となる。
■F&LC <3563> 8,826円 -951 円 (-9.7%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
FOOD & LIFE COMPANIES<3563>が急落している。中国メディアの観察者網などが5日、回転ずしチェーン「スシロー」の北京の店舗について、現地当局が立ち入り検査を実施したと報告していると報じた。マグロに寄生虫の卵が付着していたという市民の苦情を受けて、当局は事態を受け止め現場検証を行ったという。報道を嫌気した売りが膨らんでいる。F&LCは6日午前、MINKABU PRESSの取材に対し「報道があったことは把握しており、現在内容について事実確認を進めている」(広報)と述べた。
■カシオ計算機 <6952> 1,368.5円 -82.5 円 (-5.7%) 11:30現在 東証プライム 下落率8位
8日に発表した「日経平均株価の構成銘柄から除外」が売り材料。
日本経済新聞社が日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えを発表。4月1日からキオクシアホールディングス <285A> 、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス <7532> 、ARCHION <543A> を新規採用する一方、ジーエス・ユアサ コーポレーション <6674> 、カシオ計算機、日野自動車 <7205> を除外する。
■新東工業 <6339> 1,058円 -47 円 (-4.3%) 11:30現在
新東工業<6339>は反落。5日取引終了後、26年3月期連結業績予想について最終損益を30億円の黒字から170億円の赤字(前期27億5700万円の黒字)へ下方修正すると発表した。欧州経済の低迷などを受けてフランス子会社の減損損失を計上するため。売上高、営業利益予想に変更はない。従来の黒字予想から一転して赤字となる見通しを示したことが売り材料視されている。
■キオクシア <285A> 19,660円 -640 円 (-3.2%) 11:30現在
5日の取引終了後、日経平均株価の定期入れ替えが発表され、キオクシアホールディングス<285A>とパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>の新規採用が発表された。この日はキオクシアが安く、パンパシHDが上昇と高安まちまちとなった。また、ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>とカシオ計算機<6952>は除外が発表されたが、GSユアサは上昇し、カシオは下落している。今回の定期入れ替えは、おおむね市場の予想に沿った内容だったとみられている。4月1日に入れ替えが実施され、リバランスに伴う売買は3月31日引けに発生すると見られている。
■リネットJ <3556> 1,117円 +150 円 (+15.5%) ストップ高買い気配 11:30現在
リネットジャパングループ<3556>は大口の買い注文に商いが成立せずカイ気配スタートで大幅続伸、気配値のまま4ケタ大台を大きく回復してきた。インターネットを活用したリユース製品売買や、パソコンなど小型電子機器の宅配回収ビジネスを手掛けており、障害者支援ビジネスにも注力している。5日取引終了後、SBI地域事業承継投資のファンドと提携し、障害者グループホーム業界におけるロールアップ型M&Aに着手していくと発表している。2030年にはソーシャルケア事業の売上高70~90億円、Non―GAAP営業利益で14~18億円を目指す中期計画も策定しており、これらを手掛かり材料に投資マネーが集中した。株価は年初来で安値圏に位置していたこともあり、水準訂正余地に期待した短期筋の追随買いを誘っている。
●ストップ高銘柄
リネットJ <3556> 1,117円 +150 円 (+15.5%) ストップ高買い気配 11:30現在
以上、1銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース