イランからトルコ領内に弾道ミサイル NATOが迎撃
NATOは9日、イランからトルコ領内に向けて発射された弾道ミサイルを迎撃したと、国防省が声明で明らかにした。ブルームバーグが伝えた。
中東での紛争にNATOがより直接的に関与せざるを得なくなるリスクが高まった。今月4日にも同様の迎撃があり、NATOは当時、同地域のミサイル防衛態勢を強化したと表明していた。破片はトルコ南部のインジルリク空軍基地からおよそ150キロメートルの地域に落下した。
この基地には数百人の米軍関係者が駐留し、米国の核兵器が保管されている可能性が広く指摘されている。落下地点はまた、NATOの早期警戒レーダーシステムが置かれているキュレジクから、約200キロメートルに位置する。このシステムは米軍の迎撃システムTHAADに情報支援を行っている。
トルコ政府は現時点で、自国の基地や領空がイランへの攻撃に使用されることを認めていない。4日の迎撃の後には、紛争拡大につながる行動を自制するようイランに警告を発していた。トルコ政府は自国領土が再び標的となったことから、イランに対してより強硬な対応を迫られる可能性が高い。
株探ニュース