ブラックロック、決算受け上昇 純資金流入は予想は下回ったものの過去5年で最高=米国株個別
(NY時間09:57)(日本時間22:57)
ブラックロック<BLK> 1065.21(+41.56 +4.06%)
資産運用のブラックロック<BLK>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、経常収益とも予想を上回った。ただ、運用資産残高は予想を下回っている。経常収益については、市場環境の改善や既存手数料の伸び、HPS取引の関連した収益、およびテクノロジー・サブスクリプションの収益増加が寄与したとしている。
フィンクCEOは「第1四半期の純資金流入は約1300億ドルと過去5年で最高水準となり基本手数料の既存事業収入の成長は8%になった」と述べた。ただ、予想は下回っている。
同社のETFであるiSharesは過去最高の1320億ドルの資金流入を記録し、海外などへの資金シフトが寄与したとしている。
株式ファンドに720億ドル、債券ファンドに340億ドルの資金が流入。長期投資ファンドへの純流入は1360億ドルで、そのうちETFは1320億ドルの流入で大半を占める。
一方、プライベート市場は約90億ドルの資金流入となり、プライベートクレジットとインフラが牽引したとしている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):12.53ドル(予想:11.48ドル)
・経常収益:67.0億ドル 27%増(予想:65.0億ドル)
・運用資産残高:13.89兆ドル(予想:13.92兆ドル)
・純資金流入:1297億ドル(予想:1463億ドル)
長期資金流入:1359億ドル
機関投資家:110億ドルの流出
個人投資家:152億ドルの流入
株式:718億ドルの流入
債券:343億ドルの流入
・投資助言・成果報酬:2.72億ドル(予想:2.21億ドル)
・基本手数料・証券貸付収益:54.4億ドル(予想:53.0億ドル)
・テクノロジーサービス収益:5.30億ドル(予想:5.31億ドル)
・営業利益率(調整後):44.5%(予想:44.1%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース