話題株ピックアップ【昼刊】:リガクHD、オキサイド、ノジマ
■リガクHD <268A> 2,766円 +500 円 (+22.1%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
リガク・ホールディングス<268A>がストップ高。同社は21日、半導体ウエハー向けの検査・解析装置などを手掛ける米オント・イノベーション<ONTO>と資本・業務提携契約を締結すると発表。収益面でのポジティブな効果を期待した買いが入ったようだ。リガクHDの筆頭株主であるアトム・インベストメントが保有する株式の一部を、オント・イノベーションが取得する。株式譲渡は今年下半期に行う予定。オント・イノベーションによるリガクHDの議決権所有割合は27.00%となり、新たに筆頭株主となる見通し。アトム・インベストメントの議決権所有割合は42.03%から15.03%に低下する。リガクHDはオント・イノベーションとの協業範囲を拡大し、製品の補完関係を強化するとともに、次世代半導体向けの計測ソリューションの共同開発を推進。2030年にリガク製品で少なくとも3億ドル規模の新市場の創出を図る。
■オキサイド <6521> 4,980円 +595 円 (+13.6%) 一時ストップ高 11:30現在
オキサイド<6521>は急伸。705円高はストップ高となる5090円をつけた。20日取引終了後、量子技術に関する組織「Quantum Denmark」が国際的な量子イノベーション・エコシステムの構築に向けて新設したサプライチェーン・パートナーシップ・プログラムの第1号メンバーに選定されたと発表した。デンマークの国家戦略のもとに設立された同組織は量子技術の社会実装と産業化を加速するための国際的なハブ組織であり、欧州量子エコシステムへのゲートウェイとして重要な存在になっているという。会社側では、この機会を生かし、欧州での量子事業の展開を加速させる構えにある。これが材料視されているようだ。
■ノジマ <7419> 1,257円 +136 円 (+12.1%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
ノジマ<7419>が続騰している。日本経済新聞電子版は21日、「家電量販大手のノジマは日立製作所の家電事業を買収する方針を固めた」と報じた。買収額は1000億円以上とみられるという。報道内容に関して、ノジマは「現在検討中」としたうえで、21日開催の「取締役会において本件を付議する予定」とのコメントを開示した。商品開発と販売を一貫体制で行うとともに、高付加価値品の販売による収益性の拡大が期待できるとの期待感もあって、ノジマ株の刺激材料となったようだ。記事によると、ノジマは日立製作所<6501>子会社の日立グローバルライフソリューションズ(日立GLS)の株式を少なくとも過半取得し子会社化する。日立も日立GLSの一部株式を取得するもようだと伝えている。
■テスホールディングス <5074> 703円 +54 円 (+8.3%) 11:30現在 東証プライム 上昇率6位
テスホールディングス<5074>が大幅反発している。この日、子会社テス・エンジニアリングが、デジタルグリッド<350A>子会社のデジタルグリッドアセットマネジメントから系統用蓄電所を受注したと発表しており、これを好感した買いが入っている。同件は島根県出雲市に設置され、DGが運用事業者となる系統用蓄電所を受注したもので、テスHDは系統用蓄電所に関して用地開発からファイナンス検討、蓄電所の設計・調達・施工、メンテナンス、運用管理(アグリゲーション)までの全てをグループで内製化している。
■不動テトラ <1813> 3,170円 +205 円 (+6.9%) 11:30現在
不動テトラ<1813>が急反発している。午前11時ごろに集計中の26年3月期連結業績について、売上高が従来予想の800億円から815億円(前の期比17.2%増)へ、営業利益が49億円から58億円(同82.6%増)へ、純利益が34億5000万円から43億円(同95.3%増)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。土木事業及び地盤改良事業で工事が順調に進捗したことで売上高が従来予想を上回ったことに加えて、地盤改良事業における追加変更工事の獲得などによる利益率改善が寄与した。なお、業績上振れに伴い、期末一括配当予想も90円から115円(前の期60円)へ引き上げられた。
■アコム <8572> 515.2円 +32.3 円 (+6.7%) 11:30現在
アコム<8572>が大幅反発している。20日の取引終了後に、集計中の26年3月期の連結業績について、売上高が従来予想の3318億円から3377億円(前の期比6.3%増)へ、営業利益が886億円から1003億円(同71.3%増)へ、純利益が722億円から796億円(同2.5倍)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。営業貸付金利息が計画を上回ったことに加えて、円安の為替影響を受けたことなどが売上高を押し上げた。また貸倒関連費用、利息返還費用、その他の営業費用が計画を下回ったことも利益の上振れに寄与した。なお、業績上振れに伴い、期末配当予想を10円から12円へ引き上げ年間配当予想を22円(前の期14円)とした。
■日本電気硝子 <5214> 7,877円 +338 円 (+4.5%) 11:30現在
日本電気硝子<5214>が4連騰し年初来高値を更新している。この日、超薄板ガラス「Sonarion(ソナリオン)」を用いたスピーカー振動板が、フルレンジスピーカーユニットブランドの「Feastrex(フィーストレックス)」に採用されたと発表しており、好材料視されている。「Feastrex」は、音楽の感動を忠実に再現するために生まれた、日本のハイエンドスピーカーユニットブランド。「Sonarion」は複数の音響ブランドで採用が進んでおり、オーディオ分野での活用事例が広がっている。
■日本精機 <7287> 2,733円 +102 円 (+3.9%) 11:30現在
日本精機<7287>は大幅続伸。20日取引終了後、自動車部品メーカーの東洋電装(東京都港区)の株式を取得し、完全子会社化すると発表した。買収額は498億5000万円。株式取得実行日は10月1日の予定。これが買い手掛かりとなっている。
■アドバンテスト <6857> 27,585円 +485 円 (+1.8%) 11:30現在
アドバンテスト<6857>は強弱観対立も頑強、2万7000円台で売り買いを交錯させている。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は14日ぶりに反落し連騰記録が途絶えたが、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の方は利食い圧力を飲み込んで14連騰。引き続きAI・半導体関連の強さが投資マネーの視線を引き寄せている。東京市場では日経平均構成比率トップのアドテストは半導体製造装置関連の中でも海外投資家の注目度が高い。同社株のテクニカル面に目を向けると、1月29日のザラ場高値2万9250円、2月26日の2万9345円がダブルトップとして意識されていたが、前週末4月17日に2万9050円まで買われ、最高値圏突入まであと一歩に迫る場面があった。その後は残念ながら買いがあと一息足りなかった。時価は急勾配の上昇トレンドを支えていた5日移動平均線から下放れるかどうかの瀬戸際で、正念場を迎えている。なお、需給面では直近10日申し込み現在の信用取組で、売り残が大幅増加する一方、買い残が大きく減少しており、信用倍率が1.85倍と需給が締まってきている。
■INPEX <1605> 3,872円 +29 円 (+0.8%) 11:30現在
石油関連株は高安まちまち。INPEX<1605>やENEOSホールディングス<5020>は小幅高となる一方、石油資源開発<1662>は軟調に推移している。20日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前週末比5.76ドル高の1バレル=89.61ドルだった。トランプ米大統領は20日、イランとの停戦を延長する可能性は極めて低いと発言したと伝わった。停戦の期限は米東部時間22日夜(日本時間23日午前)と示された。市場では、停戦に向けた米国とイランの協議が進行するかが注視されている。こうしたなか、WTI価格は日本時間21日午前11時過ぎ時点で88ドル近辺と高止まり状態が続いている。
■ネクセラファーマ <4565> 1,023円 +2 円 (+0.2%) 11:30現在
ネクセラファーマ<4565>が続伸している。20日の取引終了後に、アッヴィ<ABBV>との神経疾患における複数のターゲットを対象とした創薬提携において、研究段階における3件目の重要なマイルストンを達成し、これに伴い1000万ドルを受け取ることになると発表したことが好感されている。同マイルストンは大半を26年12月期に、残りを27年12月期以降に収益計上する予定としている。なお、22年に締結したアッヴィとの創薬提携及びライセンスのオプション契約によると、ネクセラは最大4000万ドルの初期開発マイルストンを受領する権利を有しており、更にオプション行使や開発・販売の目標達成に応じ、最大12億ドルのマイルストンに加えて、グローバルでの販売高に応じた段階的ロイヤルティーを受領する権利を有している。
■アイザワ証券グループ <8708> 1,490円 -131 円 (-8.1%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
アイザワ証券グループ<8708>は大幅安。20日取引終了後、26年3月期連結決算の速報値を発表した。最終利益は27億5200万円(前の期比13.2%減)の見通し。株式委託手数料や信託報酬が増加したものの、プラットフォームビジネスの拡大に伴う販売費・一般管理費の増加や投資先ファンドにおける非上場資産の損失計上などが響いた。これを受け、売り優勢の展開となっている。なお、正式な決算発表は28日を予定している。
■アサヒエイト <5341> 377円 +79 円 (+26.5%) 一時ストップ高 11:30現在
ASAHI EITOホールディングス<5341>が急反騰してストップ高の378円に買われ年初来高値を更新している。20日の取引終了後、新たな挑戦と位置づけるヘリウム、ネオンなどの「希ガス」事業に関して、時価総額数兆円規模の上場企業の100%子会社であるエンドユーザー及び新たな国内高圧ガス販売会社と貿易事業に向けた協業の検討を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。同社は4月2日にも東京都の時価総額1000億円規模の上場企業と貿易に関する協業について検討を開始したと発表したが、今回の協業検討は別途の具体的な取り組みとなる。機密保持のため、先方の会社名や希ガスの具体的な商品名は非開示。なお、同件が26年11月期業績へ与える影響は軽微としている。
■イボキン <5699> 2,132円 +400 円 (+23.1%) ストップ高 11:30現在
イボキン<5699>がストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社はきょう、三井物産<8031>と金属スクラップの安定供給システム構築に向けて覚書(MOU)を締結し、協業を開始したと発表。これが材料視されているようだ。これは資源循環型社会や脱炭素社会の実現に加え、資源安全保障の観点からも「再生資源の高度利用」に注目が集まっていることが背景。両社の知見を融合することで、社会インパクトの大きい取り組みを実現させるとしている。
■リファバスG <7375> 2,262円 +400 円 (+21.5%) ストップ高 11:30現在
リファインバースグループ<7375>がストップ高。日本経済新聞電子版が20日に「政府は重要鉱物やプラスチックなどのリサイクルを強化するため、2030年までに施設整備や技術開発向けに官民で1兆円を投資する方針だ」と報じた。これを受け、プラスチックのリサイクルに絡む銘柄群に物色が広がっており、再生素材メーカーのリファバスGにも買いが向かっているようだ。関連銘柄に位置づけられるものではこのほか、廃棄物リサイクル大手のアミタホールディングス<2195>が買い注文を集めストップ高カイ気配。合成樹脂メーカーのフクビ化学工業<7871>、プラスチック加工機専業のプラコー<6347>、傘下で廃プラスチックのリサイクルを手掛けるサニックスホールディングス<4651>も急動意している。
●ストップ高銘柄
プラコー <6347> 361円 +80 円 (+28.5%) ストップ高 11:30現在
津田駒工業 <6217> 1,375円 +300 円 (+27.9%) ストップ高買い気配 11:30現在
成友興業 <9170> 4,400円 +700 円 (+18.9%) ストップ高 11:30現在
など、8銘柄
●ストップ安銘柄
シンワワイズ <2437> 457円 -100 円 (-18.0%) ストップ安 11:30現在
以上、1銘柄
株探ニュース