トランプ大統領暗殺未遂、容疑者を訴追 夕食会の発砲で
先週末にホワイトハウス記者会主催の夕食会会場付近で発砲した男が27日、トランプ大統領に対する暗殺未遂罪などで訴追された。容疑者のアレン被告(31)は、会場となったワシントンのホテルの検問所を突破し、銃器関連罪2件も問われており、暗殺未遂罪だけで終身刑の可能性がある。
審問では複数の銃器罪により最長で計20年の禁錮刑に直面すると説明され、被告は事実関係を認める姿勢を示した。弁護側は前科がない点を強調し、無罪推定を主張している。
検察は、被告が複数州を移動して計画的に犯行に及ぼうとしたと指摘し、散弾銃や拳銃、ナイフを所持していたと明らかにした。また、政権への不満を背景にした長文の声明も残しており、標的の優先順位を示すなど強い動機がうかがえる。事件当日はシークレットサービス隊員に弾が当たる事態となり、隊員は応戦したが被告には命中しなかった。発砲の詳細はなお捜査中で、追加起訴の可能性もある。
当局は警備体制の正当性を強調しつつ、今後のイベントに向け規定の見直しを検討。バンス副大統領を含む要人が同席していたことから、警備上のリスクも改めて浮き彫りとなった。米政府は今後、大統領出席行事の警備強化に向けた検証を進める方針となっている。
株探ニュース