<注目銘柄>=TSIHD、配当利回り5.5%超で投資妙味増す
TSIホールディングス<3608>は約28年9カ月ぶりの高値を4月21日につけた後に調整局面へと入ったが、ここは拾い場と捉えたい。アパレル大手の同社は27年2月期の期末一括配当予想を30円増配の70円とし、配当利回りは5.5%超と投資妙味が増している。
今期の連結業績について、売上高予想は2000億円(前期比19.7%増)、営業利益予想は75億円(同73.4%増)とした。営業利益は中期経営計画の当初目標(100億円)から引き下げたが、前期にM&Aでグループ化した2社の業績貢献や収益構造改革の効果発現などを見込む。
前年12月にグループ化したウォーターフロントは傘を販売する。日本気象協会によると、今年も近年の記録的な高温に次ぐレベルの暑さになる可能性があるという。更にTSIHDは決算発表日4月10日に「スカジャン」を手掛ける東洋エンタープライズ(東京都墨田区)及び同社の製品販売会社を子会社化するための基本合意書を締結したと開示。日傘とスカジャンの拡販による収益貢献に期待したい。(如水)