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株価指数先物【寄り前】 +1σ近辺での押し目狙いのロング対応

市況
2026年6月26日 7時40分

大阪9月限ナイトセッション

日経225先物 71250 -1320 (-1.81%)

TOPIX先物 4004.5 -21.0 (-0.52%) 

シカゴ日経平均先物 71260 -1310

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

25日の米国市場は、NYダウが上昇した一方で、S&P500ナスダックは下落。決算評価から時間外取引で急伸していたマイクロン・テクノロジー<MU>が15%を超える上昇となるなか、半導体関連株に買いが入り、NYダウは一時800ドル超上昇した。ただし、半導体価格高騰を受けて「MacBook」や「iPad」の値上げを発表したアップル<AAPL>が6%を超える下落となり、午後に入り上げ幅を縮めた。また、イラン革命防衛隊がホルムズ海峡でシンガポール船籍の貨物船を攻撃したと報じられ、WTI原油先物価格が1バレル=71ドル台に上昇したことも重荷になった。

NYダウ構成銘柄では、キャタピラー<CAT>、メルク<MRK>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>、ハネウェル・インターナショナル<HON>が買われた。半面、アップルのほか、マイクロソフト<MSFT>、マクドナルド<MCD>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、ウォルト・ディズニー<DIS>、ウォルマート<WMT>が軟調。

シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比1310円安の7万1260円だった。25日取引終了後の日経225先物 (9月限)のナイトセッションは、日中比30円高の7万2600円で始まった。7万2720円まで買われた後は軟化し、米国市場の取引開始後に7万0810円まで売られる場面もみられた。その後は終盤にかけて7万1100円~7万1800円辺りでの保ち合いが継続。日中比1320円安の7万1250円でナイトセッションの取引を終えた。

シカゴ先物にサヤ寄せする形で売りが先行することになりそうだ。マイクロン・テクノロジーは急伸し、半導体株の一角にも買いが波及しており、フィラデルフィア半導体(SOX)指数tは3%を超える上昇だった。ただ、アップルの下落の影響からマイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど大型テック株が売られたことで、利益確定に伴うロング解消が入りやすいだろう。

もっとも、日経225先物は前日に3000円を超える急伸となったことで、反動安は意識されやすい。また、前日の上昇でボリンジャーバンドの+1σ(7万0560円)を一気に上抜けて+2σ(7万3250円)に接近していたこともあり、調整は想定内である。ナイトセッションでは+1σに接近してきたため、同バンド近辺での押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。

一方で、イラン革命防衛隊がホルムズ海峡でシンガポール船籍の貨物船を攻撃したと報じられており、米国とイランが先週交わした暫定合意の行方が危ぶまれ、週末要因もあって上値追いのロングは手控えられやすいと考えられる。利食いに伴うロング解消の動きが優勢になる可能性があるなかで、引き続き、指数インパクトの大きいキオクシアホールディングス<285A>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]にらみの相場展開になるだろう。

日経225先物は+1σと+2σでのレンジにより、オプション権利行使価格の7万0500円から7万3250円での推移を想定。半導体やAI関連株に利食いが入る局面では+1σ水準での攻防になりそうである。

25日の米VIX指数は18.89(24日は18.63)に上昇した。18.11に低下して始まり、17.72まで下げる場面もみられた。ただ、25日移動平均線(17.56)が支持線として機能する形で切り返しており、200日線(18.68)を突破し、一時19.95まで上昇して75日線(19.84)を上回る場面もみられた。その後は200日線を挟んでの推移だったが、ここ数日は75日線突破を試す動きが続いているため、やや警戒されやすい。

25日のNT倍率は先物中心限月で18.02倍(24日は17.51倍)に上昇した。17.69倍とマドを空けての上昇をみせており、その後の上昇で+2σ(17.91倍)を上回ってきた。上向きでのトレンドを形成しているが、いったんはリバランスが意識されてくる可能性はありそうだ。ただ、キオクシアホールディングスなどが一段の上昇をみせてくる局面では、+3σ(18.34倍)水準が射程に入ってくる。

株探ニュース

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