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伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 6月28日版

市況
2026年6月28日 13時44分

日経平均は6万1197円を目指す公算

1. 日経平均の今後の調整幅の目安

図1は、 日経平均株価の週足です。日経平均株価は、2008年10月以降、大勢の上昇局面へ入っています。上昇途中の下げ場面の値幅を見ていくと、2024年7月高値の4万2426円から2025年4月安値の3万0792円までの下げ幅(1万1634円幅)が突出して大きくなっています。

2008年10月以降の大勢の上昇局面が5つの波のパターンを作ると見るなら、2024年7月の高値が1波、2025年4月の安値が2波、2025年4月以降が3波目の上昇局面という見方ができます。

3波は、すでにこの波が到達しなければいけない目標値を超えています。目先、3波が終了したと判断できる値動きが表れたら、その後は1万1634円幅の下げとなった2波と同程度の値幅の4波の修正局面へ入ることになります。

2025年4月以降の3波の上昇途中の下げ場面の値幅を見ると、2026年2月26日高値の5万9332円から3月31日安値の5万0558円までの下げ幅(8774円幅)が最も大きくなっています。今後、3波目の上昇を継続して値幅の大きな調整が入るとするなら、その値幅は8774円幅になると考えられます。

今後、値幅の大きな下げ場面へ入る場合、まずは8774円幅の調整の可能性を考えて、これを超えるのなら、次に1万1634円幅の調整場面へ入っていると見ます。1万1634円幅で止まらなければ、大天井をつけた後の下げ場面だと判断できます。

図1 日経平均株価(週足)

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