【↑】日経平均 大引け| 反発、韓国株下げ渋りで終盤切り返す (6月29日)
日経平均株価
始値 69609.88
高値 69609.88
安値 67997.57
大引け 69468.11(前日比 +107.23 、 +0.15% )
売買高 26億9456万株 (東証プライム概算)
売買代金 11兆8255億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反発、朝高後に値を消すも終盤切り返す
2.米半導体株安を受け、半導体主力銘柄の一角に売り続く
3.SOX指数は5.3%安と急落、投資家のセントメント冷やす
4.韓国や台湾株が強さ発揮し、東京市場も買い戻しを誘発
5.個別株は値上がり銘柄の多さ目立ち、全体の7割占める
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比44ドル安と3日ぶりに反落した。原油安と支援材料となったが、AI・半導体関連株中心に売りが優勢となった。
週明けの東京市場では不安定な地合いであったが、後場取引終盤になって買いに厚みが加わり、日経平均株価はプラス圏に切り返して引けた。
29日の東京市場は、朝方に日経平均が先物主導で高く始まったが、その後は急速に値を消すなど、本日も荒れた地合いを思わせた。前週末の米国株市場ではNYダウやナスダック総合株価指数が軟調で、特に半導体セクターへの売り圧力が強く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下落率は5.3%安と際立った。これを受けて、東京市場でも日経平均寄与度の高い半導体主力株を中心に売られ、投資家のセンチメントを改めて冷やす格好に。しかし、取引時間中に半導体株比率の高い韓国株市場が下げ渋り、一時主要株価指数であるKOSPIがプラス圏に浮上したほか、同じく半導体色の強い市場である台湾市場も堅調に推移したことを横目に、徐々に買い戻しを誘発した。プライム市場の値上がり銘柄数は全体の7割を占めた。
個別では、太陽誘電<6976>が大幅高に買われ、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>も堅調。三菱重工業<7011>も買いが優勢だった。任天堂<7974>が高く、東京海上ホールディングス<8766>も物色人気。NEC<6701>も上昇した。低位のサンウェルズ<9229>が値上がり率トップに買われ、宮越ホールディングス<6620>、Link-Uグループ<4446>はストップ高。Sansan<4443>、Appier Group<4180>も値を飛ばした。ベイカレント<6532>も大きく上値を伸ばした。
半面、断トツの商いをこなしたキオクシアホールディングス<285A>が大きく値を下げたほか、ソフトバンクグループ<9984>、フジクラ<5803>も下値模索が続いた。アドバンテスト<6857>、JX金属<5016>なども値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。キヤノン<7751>が軟調。フロンティア・マネジメント<7038>、サンケン電気<6707>が急落、日本電波工業<6779>、山一電機<6941>などの下げも目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、太陽誘電 <6976>、京セラ <6971>、リクルート <6098>、ファストリ <9983>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約317円。うち179円は東エレク1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、アドテスト <6857>、キオクシア <285A>、フジクラ <5803>、イビデン <4062>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約542円。
東証33業種のうち上昇は24業種。上昇率の上位5業種は(1)その他製品、(2)倉庫・運輸、(3)保険業、(4)サービス業、(5)不動産業。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)鉱業、(3)ゴム製品、(4)石油・石炭、(5)銀行業。
■個別材料株
△エムアップ <3661> [東証P]
前期に続き今期営業最高益更新へ。
△Appier <4180> [東証P]
AI関連のソフトウェア株への買い戻しに点火。
△日シス技術 <4323> [東証P]
200万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△Gセキュリ <4417> [東証G]
米ソフトウェア関連株買い戻しに触発され好業績再評価の動き。
△リンクユーG <4446> [東証P]
運営参画の海外向け漫画アプリが経産省IP360に採択。
△丸一管 <5463> [東証P]
大和証券が投資判断「2」へ引き上げ。
△中村超硬 <6166> [東証G]
希薄なレアアースイオンの回収技術に関する研究開始。
△トラースOP <6696> [東証G]
STB機器がNTTイノベーティブデバイスに採用。
△東京ボード <7815> [東証S]
27年2月期に固定資産売却益を計上へ。
△上組 <9364> [東証P]
420万株を上限とする自社株買いを実施へ。
▼パレモ・HD <2778> [東証S]
子会社パレモの6月度既存店売上高7.3%減を嫌気。
▼ピアラ <7044> [東証S]
株主優待権利落ちで処分売り優勢。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)サンウェルズ <9229>、(2)宮越HD <6620>、(3)日東紡 <3110>、(4)リンクユーG <4446>、(5)Appier <4180>、(6)日シス技術 <4323>、(7)Sansan <4443>、(8)東洋エンジ <6330>、(9)太陽誘電 <6976>、(10)弁護士COM <6027>。
値下がり率上位10傑は(1)フロンティM <7038>、(2)サンケン <6707>、(3)AndDo <3457>、(4)Ine <4933>、(5)ラサ工 <4022>、(6)オプトラン <6235>、(7)日電波 <6779>、(8)オーケストラ <6533>、(9)TOREX <6616>、(10)山一電機 <6941>。
【大引け】
日経平均は前日比107.23円(0.15%)高の6万9468.11円。TOPIXは前日比18.64(0.47%)高の3982.00。出来高は概算で26億9456万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1089、値下がり銘柄数は416となった。東証グロース250指数は702.77ポイント(20.22ポイント高)。
[2026年6月29日]
株探ニュース