話題株ピックアップ【夕刊】(3):セルシス、すかいらーく、オンワード
■セルシス <3663> 1,936円 +43 円 (+2.3%) 本日終値
セルシス<3663>が反発。この日、提供するクリエイタープラットフォームの全世界における利用者数が6月末に1300万人を突破したと発表しており、好材料視された。同社では、グローバルで拡大するクリエイターエコノミー市場において、収益の柱で作品を作る道具である「CLIP STUDIO PAINT」の提供に加え、「クリエイター活動の場」を提供するクリエイタープラットフォームを運営している。ここで提供する「CLIP STUDIO PAINT」を使いこなす情報・素材を提供するコミュニティサービスや、クリエイターが創作した作品の活用を支援するサービスの利用者が、今回1300万人を突破した。
■すかいらーく <3197> 2,909円 +60 円 (+2.1%) 本日終値
すかいらーくホールディングス<3197>が3日続伸。前週末3日の取引終了後に発表した6月度の売上高(速報値)で、既存店売上高が前年同月比1.7%増となり、51カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。曜日回りに加えて、空梅雨だった前年との大幅な気候・気温差や台風の影響で客数は同1.4%減となったものの、「ガスト」で主要商品のブラッシュアップを伴うグランドメニュー改定を実施したことなどが奏功し客単価が同3.2%増となったことが牽引した。
■オンワード <8016> 752円 +12 円 (+1.6%) 本日終値
オンワードホールディングス<8016>が4日続伸。前週末3日の取引終了後に発表した6月度の月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比7.6%減と6カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、6月の弱さは織り込み済みとの見方が強いようだ。前年と比べて休日数が1日少なかった影響がマイナスで約2.1%あったと推計されるほか、前年と比べて全国的に雨量が多く気温も低めに推移したことで、羽織アイテムの販売は好調だったものの、夏物の需要には総じて鈍化が見られたとしている。なお、全店売上高は同7.6%減だった。
■マルマエ <6264> 2,605円 -357 円 (-12.1%) 本日終値 東証プライム 下落率トップ
マルマエ<6264>は大幅反落。前週末3日取引終了後、第3四半期累計(25年9月~26年5月)連結決算を発表。売上高は140億2200万円(前年同期比92.9%増)、純利益は24億3100万円(同2.6倍)だった。主力の精密部品が半導体向けで堅調だった。顧客在庫の調整一巡で半導体装置部材の受注が拡大した。良好な決算内容だったものの、材料出尽くしとの見方から目先利益確定売りが先行する形となった。
■霞ヶ関キャピタル <3498> 6,630円 -420 円 (-6.0%) 本日終値
霞ヶ関キャピタル<3498>は4日ぶりに大幅反落。前週末3日の取引終了後、26年8月期第3四半期累計(25年9月~26年5月)の連結決算を発表した。売上高が884億7600万円(前年同期比75.0%増)、営業利益が82億200万円(同12.5%減)、最終利益が45億5500万円(同12.4%増)だった。直近の第3四半期(3~5月)は売上高が273億6000万円(前年同期比62.9%増)、営業利益が1億3700万円(同97.0%減)、最終損益が3億9600万円の赤字(前年同期は16億円の黒字)との計算になっており、嫌気した売りが出た。同社は物件売却のタイミングにより四半期ごとの業績が変動する事業特性があり、今期は収益計上が特に第4四半期(6~8月)に集中する見通しになっているという。同時に株主優待制度の変更を開示した。従来はホテルの宿泊をはじめ同社グループのサービス関連商品と交換できる株主優待ポイントを贈呈していたが、今期から保有株式数と保有期間に応じホテル宿泊割引券(1万円~80万円相当)を贈る。株式の保有が1年目で保有株式数が100株以上4000株未満の株主には100株ごとに1万円相当、4000株以上を保有する株主には40万円相当の割引券を贈呈する。加えて、保有期間が2年目になれば1年目の1.1倍、3年目になれば1.2倍、4年目になれば1.3倍、5年目以降は2倍に割引券の相当額が増える。そのほか、UMITO(東京都千代田区)の株式を取得すると発表した。同社は海を目の前とする一等地にスモールラグジュアリーホテルを開発・運営するとともに、別荘会員権の販売やサブスクリプションサービスを展開しており、国内外の富裕層を中心とした顧客基盤を構築している。霞ヶ関Cは両社の事業基盤及びネットワークを活用した事業機会の拡大を図る。なお、現時点では具体的な施策などについて決定した事実はないという。
■ARCHION <543A> 296円 -17 円 (-5.4%) 本日終値
ARCHION<543A>が後場一段安。6日午後1時、株式の売り出しを決議したと発表。短期的な需給悪化を懸念した売りがかさんだ。トヨタ自動車<7203>と独ダイムラートラックが保有株式の一部を国内外で売却する。売り出し株式数は7億8785万5700株で、需要状況に応じて上限1億1817万8300株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う予定。売出価格は22日から27日までのいずれかの日に決める。ARCHIOは日野自動車と三菱ふそうトラック・バスの経営統合により設立した持ち株会社で、株主であるトヨタとダイムラートラックが経営統合後の一定期間内において、両社の持ち分比率が発行済み株式総数の25%ずつになるように、同比率を減少させる予定だと公表していた。売り出しによりARCHIOは流通株式比率に関する東証の上場維持基準を達成する見通し。
■ジンズホールディングス <3046> 7,950円 -230 円 (-2.8%) 本日終値
ジンズホールディングス<3046>が大幅反落。前週末3日の取引終了後に発表した6月度の月次売上状況(速報)で、国内アイウェアショップの既存店売上高が前年同月比0.1%減となり、41カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。継続的な販促施策や既存店舗における接客強化に加えて、インバウンド需要の取り込みや高単価商品の販売が下支えとなったものの、休日が前年よりも1日少なかったことや悪天候による影響が大きく響いた。なお、全店売上高は同7.6%増だった。
■キオクシア <285A> 81,590円 -1,710 円 (-2.1%) 本日終値
キオクシアホールディングス<285A>は思惑錯綜のなか方向感が見えにくい展開に。出遅れた向きの買いが観測される一方、戻り売り圧力も拭えず8万円台で強弱観を対立させている。前週末3日は朝安後に大きく切り返し大陽線を形成、結局9%あまりの急上昇で取引を終え、目先底入れの動きを示唆していた。中期波動の分水嶺である25日移動平均線を再び上回れるかどうかが注目される。同社は前週末3日に岩手県の北上工場で半導体メモリーの次世代品(第10世代NAND型フラッシュメモリー)の出荷を開始したことを発表した。世界的な建設ラッシュとなっているAIデータセンター向けに処理速度を高めた製品で需要に対応していく構えだ。北上工場の第2製造棟でサンプル出荷を始め、来年量産体制に入る計画だ。これが、同社株の新たな刺激材料として一部投資マネーの食指を動かした。
■テレ朝HD <9409> 3,195円 -20 円 (-0.6%) 本日終値
テレビ朝日ホールディングス<9409>が8日ぶりに反落。東海東京インテリジェンス・ラボは3日、同社株のレーティングを3段階で最上位の「アウトパフォーム」から真ん中の「ニュートラル」に引き下げた。目標株価は3960円から3120円に見直した。知的財産(IP)やイベント関連ビジネスは順調だが、放送事業は厳しいとみている。具体的には、複合型エンターテインメント施設「東京ドリームパーク」の開業やコンテンツの積み上げなどは高く評価しているが、(1)放送広告市況の悪化(2)他局に比べ放送事業への依存度がやや高いこと――を指摘している。
■KLab <3656> 241円 +46 円 (+23.6%) 一時ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
KLab<3656>は後場急伸。きょう正午ごろ、高度なRF(無線周波数)技術を有する海外防衛企業とアラブ首長国連邦(UAE)における対ドローン防衛システムの導入推進に向けた覚書(MOU)を締結したと発表しており、好感した買いが集まった。今回導入を推進するシステムは電波妨害技術などを活用することで、不正飛行するドローンを探知・識別・無効化する。なお、守秘義務及び安全保障上の観点から提携先企業名や製品名などは非開示とする。
●ストップ高銘柄
窪田製薬HD <4596> 117円 +30 円 (+34.5%) ストップ高 本日終値
Schoo <264A> 345円 +80 円 (+30.2%) ストップ高 本日終値
Amazia <4424> 352円 +80 円 (+29.4%) ストップ高 本日終値
成友興業 <9170> 2,245円 +400 円 (+21.7%) ストップ高 本日終値
LiNKX <584A> 3,025円 +503 円 (+19.9%) ストップ高 本日終値
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
サクシード <9256> 4,240円 -700 円 (-14.2%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
株探ニュース