話題株ピックアップ【夕刊】(2):オキサイド、日産自、寿スピリッツ
■大氣社 <1979> 4,785円 +135 円 (+2.9%) 本日終値
大氣社<1979>が4日ぶりに反発。大和証券は9日、同社株の投資判断を5段階で真ん中の「3(中立)」から2番目の「2(アウトパフォーム)」に引き上げた。目標株価は2600円から5800円に見直した。同証券では27年3月期の連結営業利益は前期比13.6%増の265億円を見込んでいる。今期会社計画(238億円)は中東情勢の影響を考慮した保守的な予想とし上振れ余地は大きいとみている。産業空調の今期受注高は、半導体工場など複数の大型案件の受注が見込め大幅増を予想している。
■オキサイド <6521> 4,300円 +100 円 (+2.4%) 本日終値
オキサイド<6521>が高い。正午ごろに、量子通信用のレーザーを開発し出荷を開始したと発表。同社は今年3月から量子コンピューター向けのレーザー製品を販売しており、量子通信用のレーザーはこれに続く量子通信分野への事業の拡大となる。第1号機は、量子通信システム開発を手掛ける横浜国立大学発スタートアップのLQUOM(横浜市保土ヶ谷区)向けに、量子中継器に用いる436ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)レーザーを出荷した。
■日産自動車 <7201> 310.5円 +6 円 (+2.0%) 本日終値
日産自動車<7201>が3日ぶりに反発。独フォルクスワーゲン(VW)が日産自と提携交渉をしていると伝わったことに反応した買いが入った。共同通信によると、ドイツ大衆紙ビルトが9日までに報じた。VWと日産自は大型スポーツタイプ多目的車(SUV)の共同開発を目指し交渉をしているという。
■寿スピリッツ <2222> 2,608.5円 +47.5 円 (+1.9%) 本日終値
寿スピリッツ<2222>は反発。上場来高値を更新した。9日取引終了後、第1四半期(4~6月)の売り上げ状況(概算)を発表。売上高は前年同期比10.0%増の186億6800万円となった。セグメント別では「シュクレイグループ」「ケイシイシイグループ」が伸び、「寿製菓グループ」が好調に推移した。インバウンド売り上げ(国際線ターミナル売り上げ)は日中関係悪化による影響があったものの、福岡空港国際線ターミナルでの展開強化など各種対策を進めたことでカバーしたという。
■ワキタ <8125> 1,820円 +32 円 (+1.8%) 本日終値
ワキタ<8125>が反発。9日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高246億1700万円(前年同期比6.5%増)、営業利益18億1000万円(同10.9%増)となったことが好感された。主力の建機事業は建機販売が苦戦したものの、ケアレックスの新規連結の影響で商事事業が増収増益となったほか、不動産事業も保有する商業ビルやマンションなどの稼働率が引き続き堅調に推移した。また、前期末に引当金を計上した株主優待費用について、利用率が想定を下回ったことで販管費に引当金の戻入が8000万円あったことも利益を押し上げた。なお、純利益は前年同期に関係会社株式売却益があった反動で、10億9600万円(同5.5%減)と減益に終わった。27年2月期通期業績予想は、売上高1000億円(前期比7.3%増)、営業利益58億円(同9.8%増)、純利益36億円(同4.3%増)の従来見通しを据え置いている。
■ローツェ <6323> 4,655円 +69 円 (+1.5%) 本日終値
ローツェ<6323>が続伸。9日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高372億600万円(前年同期比12.5%増)、営業利益102億3000万円(同21.2%増)、純利益82億1000万円(同56.0%増)と大幅増益となったことが好感された。生成AIの普及・拡大などにより半導体設備投資が増加するなか好調な事業環境が継続しており、半導体関連装置の売上高が302億3900万円(同7.1%増)と第1四半期として過去最高の売上高を計上したことが牽引役となった。このほか、FPD関連装置や分析装置を含む全部門がそろって増収となり、為替の影響もあって大幅増益となった。なお、27年2月期通期業績予想は、売上高1590億2100万円(前期比23.5%増)、営業利益381億1200万円(同22.3%増)、純利益278億900万円(同46.0%増)の従来見通しを据え置いている。
■キャンドゥ <2698> 3,545円 +45 円 (+1.3%) 本日終値
キャンドゥ<2698>は反発し、年初来高値を更新した。9日の取引終了後、27年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。売上高が227億8900万円(前年同期比3.8%増)、営業利益が7億3900万円(同12.0%増)だったとしており、業況を好感した買いが入った。消費者の節約志向を背景に既存店売上高を伸ばした。
■竹内製作所 <6432> 7,130円 +50 円 (+0.7%) 本日終値
竹内製作所<6432>は後場上昇。午後2時30分ごろ、27年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上高が568億900万円(前年同期比12.2%増)、営業利益が99億7500万円(同9.3%減)、最終利益は74億2900万円(同0.2%増)だった。一方で、米国の大手レンタル会社からまとまった受注があったほか、欧州での受注台数の増加やディストリビューター向けの販売価格の値上げなどにより、受注高が903億600万円(同59.2%増)になったとしており、これを好感した買いが優勢になっている。業績については米国関税や原油価格高騰の影響で大幅な営業減益となったものの、為替差益の計上などにより経常利益及び最終利益は前年同期を上回った。
■スギホールディングス <7649> 2,922円 -256 円 (-8.1%) 本日終値 東証プライム 下落率トップ
スギホールディングス<7649>は大幅続落。9日取引終了後、508万2000株の新株式発行を実施すると発表した。発行価格は3195円。調達資金約160億円(手取り概算額)は店舗の出店や既存店舗の改装投資、DX・AI関連投資、戦略的投資・M&Aに充てる。株式価値の希薄化を懸念した売りが先行した。あわせて第1四半期(3~5月)連結決算を発表した。売上高は2701億7500万円(前年同期比10.1%増)、営業利益は122億900万円(同10.9%増)だった。引き続きドミナント出店に取り組んだほか、プライベート商品の販売拡大が奏功した。税金費用の影響で純利益段階ではマイナスで着地した。
■ウェザーニューズ <4825> 1,980円 -88 円 (-4.3%) 本日終値 東証プライム 下落率4位
ウェザーニューズ<4825>は大幅安。9日取引終了後、26年5月期連結決算を発表。売上高は244億7900万円(前の期比4.1%増)、営業利益は52億4400万円(同16.1%増)だった。法人向け、個人向けサービスとも堅調に推移した。続く27年5月期の売上高は258億円(前期比5.4%増)、営業利益は54億円(同3.0%増)の見通し。配当予想は50円(株式分割考慮ベースで前期85円)とした。良好な決算内容だったものの、目先材料出尽くしとの見方から利益確定売りが先行したようだ。
株探ニュース