株価指数先物【昼】 半導体やAI関連株軟調で戻り待ち狙いのショートが膨らむ
日経225先物は11時30分時点、前日比800円安の6万1600円(-1.28%)前後で推移。寄り付きは6万2510円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万2545円)にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まった。寄り付き後ほどなくして、6万3250円まで上げ幅を広げた。ただし、買い一巡後は戻り待ち狙いのショートの動きが入り、中盤にかけて下落に転じると、終盤は下へのバイアスが強まるなかで、一時6万1270円まで下落幅を広げている。
米国市場で半導体・AI関連株が売られた流れを引き継ぐ形にはなったが、前日に値幅制限いっぱいまで売られたキオクシアホールディングス<285A>[東証P]が反発してスタートしたことで、ロングを誘う形から始まった。また、韓国KOSPI指数の上昇率が3%を超える場面もみられたことも手掛かり材料になった。ただし、その後キオクシアホールディングスは軟化し、一時節目の4万円台を割り込んだほか、韓国KOSPI指数も下落に転じたことが、中盤以降のショートに向かわせたようだ。
日経225先物は下向きで推移するボリンジャーバンドの-2σ(6万2450円)を上回る場面もみられたが、その後は同バンドに上値を抑えられる形が続き、-3σ(5万8890円)とのレンジが意識されている。そのため、戻り待ち狙いのショート対応に向かわせやすいだろう。
NT倍率は先物中心限月で15.53倍(28日は15.68倍)に低下した。一時15.88倍に上昇する場面もみられたが、中盤以降に指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が弱含みとなるなかで、NTショートでのスプレッド狙いに振れている。下向きで推移する-2σ(15.58倍)および200日移動平均線(15.50倍)まで低下してきたことで、目先的にはリバランスのタイミングを見極めることになりそうだ。
株探ニュース