話題株ピックアップ【昼刊】:カシオ、MIXI、キオクシア
■カシオ計算機 <6952> 2,164.5円 +400 円 (+22.7%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
カシオ計算機<6952>が4連騰し21年4月以来約5年4カ月ぶりの高値となっている。7月31日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を2950億円から3000億円(前期比8.6%増)へ、営業利益を260億円から340億円(同47.4%増)へ、純利益を185億円から235億円(同28.9%増)へ上方修正したことが好感されている。第1四半期(4~6月)において、時計が「G-SHOCK」と「CASIO WATCH」の2軸戦略が奏功して双方の商品力とブランド力が強化されるとともに、継続して実施しているアンバサダーマーケティングも成果を上げ、好調に推移したことが要因。また、米国関税の還付などの影響も考慮した。なお、同時に発表した第1四半期決算は、売上高745億1100万円(前年同期比19.8%増)、営業利益128億1100万円(同3.4倍)、純利益93億7700万円(同2.5倍)だった。
■マクセル <6810> 2,523円 +453 円 (+21.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率3位
マクセル<6810>が大幅続伸となっている。同社は7月31日取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比44.8%増の28億7200万円となり、通期計画の100億円に対する進捗率は28.7%となった。売上高は同24.4%増の376億6500万円で着地。円安効果に加え、一次電池や粘着テープ、車載光学部品の売り上げが伸びたことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
■MIXI <2121> 3,385円 +489 円 (+16.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率5位
MIXI<2121>が大口の買い注文にカイ気配で始まる人気となり、大きく切り返す展開をみせている。前週末は上ヒゲ陰線を形成し25日移動平均線との上方カイ離を縮小する形となっていたが、きょうは同移動平均線に接触することなくマドを開けリバウンド局面への移行を鮮明としている。前週末7月31日取引終了後に、同社は27年3月期業績予想の修正を発表、最終利益を従来予想の135億円から250億円(前期比45%増)に大幅増額した。保有する暗号資産取引所運営会社のビットバンクの株式売却益などが反映される見通しだ。また、これに併せて株主還元を強化し、今期年間配当は従来計画の125円に30円上乗せし155円(前期は120円)とすることを発表、これを好感する買いを呼び込んだ。
■テクマトリックス <3762> 2,334円 +292 円 (+14.3%) 11:30現在 東証プライム 上昇率6位
テクマトリックス<3762>が急反発している。7月31日の取引終了後に上限を230万株(自己株式を除く発行済み株数の5.72%)、または32億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は8月3日から来年2月25日までで、取得した全株式は27年3月31日付で消却する予定だ。また同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高188億8500万円(前年同期比19.0%増)、営業利益16億600万円(同26.4%増)、純利益10億6000万円(同24.3%増)と大幅増収増益となり、第1四半期として過去最高を更新したことも好材料視されている。従来のクラウド型セキュリティー対策製品に加えて、AIを活用したSOC(セキュリティー・オペレーション・センター)業務の自動化ソリューションのクロスセルが進展したことが牽引。また、複数年契約のサブスクリプションの積み上がりも寄与した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高818億円(前期比14.0%増)、営業利益82億円(同5.7%増)、純利益53億8000万円(同3.9%増)の従来見通しを据え置いている。
■ルネサス <6723> 3,904円 +462 円 (+13.4%) 11:30現在 東証プライム 上昇率7位
31日に決算を発表。「上期最終が黒字浮上で着地・4-6月期も黒字浮上」が好感された。
ルネサスエレクトロニクス <6723> [東証P] が7月31日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。26年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は2173億円の黒字(前年同期は1753億円の赤字)に浮上して着地した。
■たけびし <7510> 2,757円 +319 円 (+13.1%) 11:30現在 東証プライム 上昇率8位
たけびし<7510>は急反発し、上場来高値を更新した。前週末7月31日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の1130億円から1187億円(前期比8.0%増)、営業利益予想を43億1000万円から48億5000万円(同18.7%増)に引き上げた。同時に中間配当予想を15円増額の50円に変更しており、これらを好感した買いが集まっている。年間配当予想は95円(前期は72円)となる。業績予想ではAI・半導体関連分野における需要拡大により、FA機器及びデバイス事業を中心に売り上げが当初の想定を上回る見通しになったことを踏まえた。なお、4~6月は売上高が294億3800万円(前年同期比15.3%増)、営業利益が14億4700万円(同48.7%増)だった。中間配当予想については普通配当を5円引き上げたほか、4月24日に創立100周年を迎えたことから記念配当10円を上乗せする。また、同時に三菱電機<6503>子会社の福井三菱電機機器販売の全株式を10月1日に取得すると開示した。たけびしが有する技術力やソリューション提案力を、福井三菱電機機器販売が長年培ってきた地域密着型の営業・顧客基盤と融合させる。
■高速 <7504> 4,660円 +520 円 (+12.6%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は40%増益で着地」が好感された。
高速 <7504> [東証P] が7月31日大引け後(15:30)に決算を発表。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比40.0%増の16.8億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の28億円に対する進捗率は60.1%に達し、5年平均の46.6%も上回った。
同時に発表した「1.53%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の1.53%にあたる30万株(金額で13億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月3日から8月31日まで。
■スパークス・グループ <8739> 2,424円 +169 円 (+7.5%) 11:30現在
31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は72%増益で着地、今期配当を16円増額修正」が好感された。
スパークス・グループ <8739> [東証P] が7月31日大引け後(16:00)に決算を発表。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比72.4%増の26.9億円に拡大した。同時に、今期の上期配当を従来計画の47円→55円に増額し、下期配当も従来計画の47円→55円に増額修正した。年間配当は110円(前期は90円)となる。
■セリア <2782> 4,120円 +270 円 (+7.0%) 11:30現在
セリア<2782>が急反発している。同社は7月31日取引終了後、27年3月期通期の単独業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の211億円から221億円(前期比5.4%増)に引き上げた。売上高予想も2736億円から2761億円(同8.0%増)に上方修正。直営既存店売上高が期初の見込みを上回って推移しているほか、利益面では売上原価率や販管費率が想定を下回っていることが主な要因だとしている。
■キオクシア <285A> 49,690円 +3,190 円 (+6.9%) 11:30現在
キオクシアホールディングス<285A>が堅調推移。同社は前営業日となる31日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比5.2倍の1兆7671億1700万円、最終利益は同46倍の8421億6500万円となった。7~9月期の業績予想は、売上高が前年同期比5.3倍の2兆3900億円、最終利益が同31倍の1兆2700億円とした。あわせて自己株取得枠と株式分割も発表している。市場の高い期待値を7~9月期の会社予想は下回ったほか、前営業日にストップ高を演じたこともあって、寄り付き後は下げに沈む場面もあったが、下値を探る姿勢は限られ、断続的な買い物に株価は支えられる格好となった。4~6月期は生成AI用を中心としたデータセンター向け顧客の需要が旺盛に推移。販売単価が大幅に上昇し、出荷量も増加した。訴訟損失引当金の計上や株式報酬費用の発生などによる減益要因を補う形で大幅な増益で着地した。7~9月期もデータセンター向けの需要が引き続き旺盛な状況で推移すると想定する。キオクシアは9月30日を基準日として10月1日付で1株を3株に分割する。また、取得総数3000万株(株式分割前ベース、自己株式を除く発行済み株式総数の5.5%)、取得総額8000億円を上限とする自己株取得枠を設定。取得期間は8月3日から10月30日までとする。
■ダイハツイン <6023> 2,934円 +184 円 (+6.7%) 11:30現在
ダイハツインフィニアース<6023>が大幅高で3日続伸している。同社は前週末7月31日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正した。売上高予想は従来の見通しから30億円増額して1070億円(前期比21.5%増)に引き上げたほか、最終利益予想は14億円増額し71億円(同19.9%増)に見直した。今期の最終利益は減益予想から一転、過去最高益を見込む。更に年間配当予想は14円増額して83円(同14円増配)としており、評価された。円安効果が現れるほか、メンテナンス関連で想定以上に高い需要水準が維持される見込みとなり、業績予想に反映した。4~6月期の売上高は232億9800万円(前年同期比11.0%増)、最終利益は15億200万円(同28.2%増)となった。
■スクロール <8005> 1,812円 +111 円 (+6.5%) 11:30現在
スクロール<8005>が大幅高で3日ぶりに反発し年初来高値を更新している。7月31日の取引終了後に、上限を150万株(自己株式を除く発行済み株数の4.41%)、または20億円とし、取得期間を8月4日から9月30日までとする自社株買いと、27年3月期の連結純利益予想を43億円から47億円(前期比69.7%増)に引き上げる上方修正を発表したことが好感されている。上方修正は政策保有株式の一部を売却したことに伴うもので、この売却益が自社株買いの一部に用いられる。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高223億4400万円(前年同期比3.0%増)、営業利益16億5400万円(同2.1%減)、純利益16億4500万円(同33.7%増)だった。ソリューション事業の物流代行で前期に好調だった新規顧客の立ち上げが売り上げ増に寄与したほか、前年同期に業績の下押し要因となっていた決済代行の債権回収に係る引当金の計上負担が解消したことで収益性が改善した。なお、27年3月期通期業績予想の売上高は900億円(前期比1.6%増)、営業利益は61億円(同6.5%増)の従来見通しを据え置いている。
■JSP <7942> 2,698円 +165 円 (+6.5%) 11:30現在
JSP<7942>は大幅続伸している。前週末7月31日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の1640億円から1680億円(前期比15.5%増)、営業利益予想を70億円から100億円(同28.8%増)に引き上げた。各利益は減益予想から一転して増益を見込んでおり、これを好感した買いが集まっている。ビーズ事業は発泡ポリプロピレン「ARPRO」をはじめとする高機能材製品の販売が欧州や中国を中心に増加する。欧州は中東情勢に伴うガソリン価格高騰や補助金政策を背景にEV需要が拡大、中国はバッテリー関連向け包装材の需要が堅調に推移している。押出事業は建築・住宅分野向け断熱材が物価上昇の影響などから第2四半期(7~9月)以降需要が減少する見込み。同事業の売上高については前回予想を下回るとみられるものの、利益は製品価格改定の進展により当初の想定を上回る。なお、4~6月期は売上高が409億5200万円(前年同期比19.1%増)、営業利益が35億4100万円(同2.8倍)だった。
■明電舎 <6508> 10,180円 +560 円 (+5.8%) 11:30現在
明電舎<6508>は大幅高で3連騰。前週末7月31日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の3550億円から3650億円(前期比11.9%増)、営業利益予想を290億円から330億円(同21.7%増)、最終利益予想を220億円から250億円(同5.8%増)に引き上げた。最終利益は減益予想から一転して増益を見込んでおり、業況を評価した買いが集まっている。足もとの受注状況や案件進捗、収益性の改善状況などを踏まえた。なお、4~6月は売上高が734億1200万円(前年同期比25.7%増)、営業利益が46億6400万円(同13.4倍)、最終利益が50億5900万円(同10.9倍)だった。電力インフラ事業セグメントと社会システム事業セグメントが大幅な増収増益で業績を牽引した。
■NSユナイテッド海運 <9110> 9,540円 +1,500 円 (+18.7%) ストップ高買い気配 11:30現在
NSユナイテッド海運<9110>がストップ高の水準となる9540円でカイ気配となっている。日本郵船<9101>が前週末7月31日の取引終了後、ユナイテド海に対し非公開化を目的としてTOB(株式公開買い付け)を開始する予定だと発表した。買付価格は1株1万600円でユナイテド海の株価はこれにサヤ寄せする動きをみせている。TOBが成立した場合、ユナイテド海は上場廃止となる見通し。買付予定数の下限は352万4375株で上限は設定していない。11月下旬から12月下旬のTOB開始を目指す。ユナイテド海はTOBに賛同の意見を表明。株主に応募を推奨した。東京証券取引所は31日付でユナイテド海を監理銘柄(確認中)に指定した。
■Abalance <3856> 410円 -100 円 (-19.6%) ストップ安 11:30現在
Abalance<3856>が大幅続落している。東京証券取引所が7月31日付で、同社株を監理銘柄(審査中)に指定したことが嫌気されている。内部管理体制などが適切に整備される、または適切に運用される見込みがなくなったと同取引所が認める場合に該当するおそれがあると認められるためとしている。
●ストップ高銘柄
ビープラッツ <4381> 363円 +80 円 (+28.3%) ストップ高 11:30現在
フィーチャ <4052> 422円 +80 円 (+23.4%) ストップ高買い気配 11:30現在
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
Abalance <3856> 410円 -100 円 (-19.6%) ストップ安 11:30現在
以上、1銘柄
株探ニュース